教務事務業務検討チームとは、教務事務に関する「現行制度・業務の見直し」「業務研修サポート」「新規サービス検討」等の機能強化を図るため、2007年11月に設置された職員により構成される検討グループです。学部・研究科事務所の職員を中心に、学務業務担当者だけでなく様々な箇所からメンバーが集まり、アイデアを出し合いながら、全学的な視野に立った取り組みを企画・立案しています。
学務業務に関する職員向け業務マニュアル(Webマニュアル)を作成し、2009年12月に全学リリースしました。学籍管理、学費管理、学科目配当、教員人事、科目登録処理、試験管理、成績管理、資格管理など、全ての学務業務についての概要や業務手順、データ設定に関する情報が網羅されており、学務業務を担当する全職員が日常的に参照しています。毎年、全記事の内容をチェックすることで、制度や運用の変更にも対応し、ブラッシュアップを続けています。
教務事務業務を体系的に理解し、円滑に業務できるよう、恒常的に実施できる職員研修や各種勉強会プログラムを企画・実施しています。2020年度には、ほぼ全ての研修をオンデマンドでも受講できるよう、収録してWaseda Moodleに公開しました。
教務事務に関する様々な制度・運用について、全学的な視野から検討し、改善提案を毎年数多く行っています。教務事務業務検討チームの提案により、学術院毎に異なっていた運用、手続きの統一が進むなど、業務の標準化、効率化につながっています。