早稲田大学では、教務部、人事部、情報企画部が一体となって、全学の教務事務を支援していく仕組みとして「教務事務支援推進プロジェクト」を2007年に立ち上げました。教務事務支援の実行部隊は、早稲田ポータルオフィスが大学関連会社である早稲田大学アカデミックソリューション(WAS)の協力を得ながら担っています。
学術院などの教務事務担当者を恒常的にサポートする仕組みを構築し、専任職員が「学生サービスの向上」、「教育支援・研究支援機能の強化」、「学術院執行部の支援」等の業務に注力できる体制を整備することが教務事務支援推進プロジェクトの役割です。
学科目配当、科目登録、成績業務など教務事務業務のうち、システムを利用したデータ設定、データ処理を早稲田ポータルオフィスに集約し、標準化を進めています。
この取り組みを通して、早稲田ポータルオフィスに教務事務に関わるノウハウを蓄積し、分析・支援対象箇所を拡大しながら、自律的・創造的に教育研究や大学経営に貢献する職員組織への転換を目指しています。
「業務負担の軽減」、「業務の標準化、ドキュメント化の推進」、「職員の業務理解の推進、業務改善意欲の醸成」、「職員人材育成、組織力向上への貢献」などがあげられます。詳細は早稲田ポータルオフィス10年史にてご確認いただけます。