卒業後は学びの杜を離れて、それぞれの道を歩み始める皆さん。「ぴーぷる」に登場いただいた早大生たちも、新たな一歩を踏み出します。夢へ向かって頑張る皆さんを、『早稲田ウィークリー』は応援します!
頼んで良かったと思われる社会人に
政治経済学部 4年 竹俣 紅(たけまた・べに)
クイズ番組をはじめ数々のテレビ番組でタレントとして活躍しながら、2年次まではプロの女流棋士としても活動。多忙な日々を送る中、学業との両立も怠らなかった。卒業後は、大手マスメディアへ就職。「この仕事、竹俣に頼んで良かった!」と思ってもらえるような社会人になりたいと夢を描く。
早大将棋部員 女流棋士 竹俣紅の大学生活(2018年4月1日)
1年目から活躍し、東北に勇気と夢を
スポーツ科学部 4年 早川 隆久(はやかわ・たかひさ)
主将・エースとして野球部を牽引(けんいん)し、2020年東京六大学野球秋季リーグ戦では10季ぶり、46度目の優勝へと導いた。昨秋のドラフトで4球団から1位指名を受け、「東北楽天ゴールデンイーグルス」へ入団。震災から10年の東北でチームの日本一と共に、勇気と夢を与えられる選手を目指して、1年目からの活躍を誓う。
楽天ドラフト1位の早川隆久、伝説を残す選手へ 1年目からの活躍誓う(2021年1月13日)
編集や営業の経験を就職先でも生かす
教育学部 4年 中村 優花(なかむら・ゆうか)
女性のひとり旅をテーマにしたフリーペーパー『たびぃじょ』を発行する学生団体に所属。3年次には代表・編集長を務め、取材や編集だけでなく、協賛金を集める営業にも奔走した。就職先のIT企業でも、これまでの経験を生かしてコミュニケーションを生み出せるような仕事をしたいと目標を掲げる。
ひとり旅必携フリペ『たびぃじょ』 功績の裏にある“きらきらじゃない”活動(2020年5月12日)
言葉を大切に、短歌や翻訳と向き合う
文化構想学部 4年 阿部 圭吾(あべ・けいご)
全国短歌大会での大会賞受賞や、公認サークル「短歌会」の代表として参加した大学短歌バトルで優勝。一方で翻訳にも興味を持ち、友人と出場した学生字幕翻訳コンテストでは最優秀賞を受賞した。卒業後も、出版社で仕事に取り組みながら、言葉を大切に、短歌や翻訳と向き合っていきたいと話す。
31音が突き抜ける 短歌のことばが切り開く新しいイメージの地平(2019年5月28日)
留学生と日本社会の接点を増やしたい
大学院社会科学研究科 修士課程 2年 張 鈺若(ちょう・ぎょくじゃく)
中国の大学で日本語を専攻し、1年間の交換留学を経験した後に再び来日。在学中は研究の傍ら、早稲田キャンパス近くのコミュニティーカフェ「甘露(かんろ) 」の店長として、イベント企画などで客同士の輪を広げてきた。4月以降も同店で働きながら中国文化を発信し続け、留学生と日本社会の接点を増やしていきたいと語る。
中国文化を発信 コミュニティーカフェ「甘露」店長は早大院の留学生(2020年7月21日)
生命科学の発展を支える人材に
大学院先進理工学研究科 博士後期課程 3年 露﨑 隼(つゆざき・はやと)
共同研究により、細胞の目覚め解明につながる遺伝子を発見。筆頭著者となってまとめた論文が、ネイチャー系の自然科学分野を
扱う学術論文誌『Nature Communications』に掲載された。修了後は、最先端の解析技術を扱う生命科学系の企業に就職。生命科学の発展を支える人材になりたいと意気込む。