【開催レポート】子ども食堂に参加しよう 子ども食堂ボランティア
学生リーダー 鈴木 論平
2024年10月18日(金)、子ども食堂キタクマが主催する子ども食堂に、WAVOCから4人のボランティアが参加しました。活動内容と参加者の感想をお伝えします。
子ども食堂とは
子ども食堂は、子どもが一人でも行くことができ、無料または低額で食事の提供をする活動です。活動の目的は孤食や貧困の解消、地域のコミュニケーション、食育等、運営者により様々です。子ども食堂キタクマでは、地域の中で孤立させない、食事を囲んで集まることの楽しさが伝わるつながりを作ることを目的に、月に2回活動を行っています。
活動の様子
私たちは、調理から活動に参加しました。当日のメニューは、豚汁、ゆかりごはん、から揚げ、バナナでした。分担して豚汁を鍋7杯分作り、盛り付けを行いました。作る量が多く、活動中は常に忙しい様子でした。調理中は、丁寧に調理の方法を教えていただき、初めての参加でも安心して活動できました。
当日の参加者は、訪れた親子が120人を超える規模の大きい子ども食堂でした。配膳がうまくいかないこともありましたが、ボランティア同士で協力し合いながら無事に終えることができました。
活動中は、おかわりをたくさん求められ、その都度感謝される点に大きなやりがいを感じました。活動を通して、食事への感謝の気持ちを持つことの大切さを実感することができました。
3日目
ボランティアに参加した学生達からは、多くの親子が集まり、コミュニケーションの場となっていたことや、貧しい子どもが集まるイメージが改められた、といった意見が挙げられました。そのため、食育やコミュニケーションの場としての目的を改めて認識できました。主婦の方や高校生や大学生もボランティアとして参加されていて、様々な年代の方々と交流することにつながりました。子どもたちの食事が終わった後、ボランティア参加の方々と一緒に食事をとり、活動の感想を共有する良い機会になりました。
子ども食堂キタクマでは、毎月第一、三金曜日に活動を行っています。子ども食堂は多くの地域で開催されているボランティア活動です。子ども食堂キタクマが開催されている東京都北区内だけでも、多くの子ども食堂が運営されています。興味を持たれた方は、皆さんの住んでいる近隣の地域の活動に参加してみてください。
活動にご協力いただいた皆様、ありがとうございました。