The Hirayama Ikuo Volunteer Center (WAVOC) 早稲田大学 平山郁夫記念ボランティアセンター(WAVOC)

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【開催レポート】生き物を呼びこもう!干潟ボランティア

【開催レポート】生き物を呼びこもう!干潟ボランティ 

学生リーダー  松田 由希菜

2024年3月2日に、「生き物を呼びこもう!干潟ボランティア」を開催しました。葛西臨海公園の中にある鳥類園の池で、水生昆虫のための環境づくりを行いました。 

当日は学生12名と職員1名で参加しました。泥で汚れるため胴長や長靴を履き、右手にスコップ、左手に虫取り網を持って、準備万端です! 

早大生以外で一緒に参加した方々のほとんどは、子どもたちとその親御さんでした。このボランティアは、子どもたちにとっては自然と触れ合える貴重な時間のようです。 

私たちが行ったのは主に二つ。水生昆虫の調査と、泥掘り・泥運びでした。 

水生昆虫の調査では、片手に網を持ち、水面をすくって池にどのような生物がいるのか観察しました。この池では、東京で見られるのが貴重な生物や絶滅危惧種も見つかるとのことです。また、水中には昆虫だけでなく外来生物も多く生息しており、それらの駆除も観察と同時に行いました。見つけた外来生物はアメリカザリガニや、メダカに似たカダヤシという魚などです。 

水生昆虫の観察を楽しむと同時に、昔から生息している動植物の住処を奪う外来生物の駆除をすることができました。駆除したアメリカザリガニは約100匹、カダヤシは約60匹にも及びました。 

続いて行ったのは、池の縁の泥掘り・泥運びです。すっきりとした水面を広げ、より生き物が来やすい環境を作ることが目的です。 

泥を少しずつ掘り、池を大きくしていきます。力のいる作業でしたが、参加者同士や子どもたちとの交流を楽しんでいる様子が見られました。 

実際に作業による池の BEFORE AFTER がこちらです! 

BEFORE AFTER

作業を終えて高いところから見渡してみると、明らかに池が作業前より広がったことを実感し、達成感を得ることができました。 

今回のボランティアでは参加者の方々からも「多種多様な生物の呼び込みや、失われつつある湿地を守るためにきちんとボランティアとして活動できたと感じることができた。」「専門家の方から説明を受けながら、グループ全体で取り組めたので小さな達成感があった。」などの声をいただきました。 

初めての人でも学びながら楽しんで活動できたボランティアでした!
改めて、受け入れてくださった葛西臨海公園 鳥類園の皆様に感謝申し上げます。 

なお、鳥類園では毎月第1・第3土曜日にこのような「ひがた・たんぼ倶楽部」というボランティアイベントを当日受付で募集しておりますので、このレポートを読み興味を持った方はぜひ足を運んでみてください! 

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