【開催レポート】第2回ボッチャ教室ボランティア
学生リーダー 高城 沙映
2024年2月17日(土)に、「ボッチャ教室ボランティア」を実施しました。前回に続き、今回もパラスポーツクラブえどがわが実施するボッチャ教室に参加しました。
パラスポーツクラブえどがわは、毎月第3土曜日にボッチャ教室を開催しています。
教室を始める前に、ボッチャのコート設営やボールの準備を行いました。ボッチャ教室講師であり審判員でもある五十嵐様に教わりながら、ボッチャのコートの線をテープを使ってつくり、赤と青のボールを定位置に置く等して、会場作りを進めます。
教室中はボッチャの基本的なルールを教わった後、ボッチャのプレイヤーとして、実際に試合を楽しみました。ボッチャは、最初に投げる白いボール(ジャックボール)に、チームごとに異なる色(赤or青)のボールを投げていかに近づけるかを競うスポーツです。ボッチャは運動機能に障がいのある人たちでも行えるように、用具やルールを工夫してヨーロッパで生まれた種目です。「ボッチャ」とはイタリア語で「ボール」という意味です。1988年のソウルパラリンピックで正式競技種目になり、東京2020パラリンピックで日本チームは個人戦BC2で金メダル、ペアで銀メダル、チーム戦で銅メダルを獲得しました。
また、審判や得点表の管理などを行いました。ボランティアとして参加した多くの学生はこれまでボッチャをプレイしたことがありませんでしたが、五十嵐様からのルール説明や教室に何度も参加されている方々から教えていただきながら、楽しく参加していました。
今回は様々な方々が参加されていましたが、教室を通じてボッチャという競技は、年齢、性別、障がいのあるなしにかかわらず、すべての人が一緒に競い合えるスポーツであり、一見単純そうに見えるボールを投げる競技だけれども、体験してみると非常に奥深い競技であることを参加者全員が実感しました。
参加者からは、「スポーツというものを通してみんなで平等に戦ったり、楽しめたりすることがわかった」、「ボッチャは障がいの有無や性別関係なく誰もが楽しめるスポーツであることを体感した」、「学生リーダー、指導者がいたので、安心して活動できた。早稲田の学生だけでなく一般の方々と交流できた。」という声があがりました。
改めまして、本イベントにご協力してくださったパラスポーツクラブえどがわ皆様、講師の五十嵐様に感謝申し上げます。また、参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。