The Hirayama Ikuo Volunteer Center (WAVOC) 早稲田大学 平山郁夫記念ボランティアセンター(WAVOC)

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【参加レポート】WAVOC20周年記念セミナー「みなとまち気仙沼でわたしたちができること――東日本大震災から11年後のつながり方を考える」

【参加レポート】WAVOC20周年記念セミナー
「みなとまち気仙沼でわたしたちができること――東日本大震災から11年後のつながり方を考える」

12月10日(土)開催「みなとまち気仙沼でわたしたちができること――東日本大震災から11年後のつながり方を考える」(※)に参加した早稲田大学気仙沼チーム、立教大学Frontiers、立教大学Three-Sの各メンバーからの参加レポートです。

※「みなとまち気仙沼でわたしたちができること――東日本大震災から11年後のつながり方を考える」https://www.waseda.jp/inst/wavoc/news/2022/11/11/10763/

早稲田大学気仙沼チーム 棚田 陸

東京で大学生と大人が気仙沼という一つの街に想い馳せている時間は素敵なことだったと感じています。気仙沼の未来に焦点を当てて他大学3団体、気仙沼関係者の方を交えて考えることは、明るく前向きで、心地よい空間でした。お互い首都圏にある私大から東北地方に赴きボランティア活動をするという根底は共通していながらも、活動内容や理念、価値観や考え方は異なります。こうした違いを共有できたことは、今後の団体としてのあり方や課題を見直す貴重な機会になりました。背景の異なる3団体が連携し共に活動していくことはきっと大きな意義を持ち、皆それぞれが思浮かべる「自分が好きな気仙沼」とつながり続けることができるのではないでしょうか。

気仙沼というテーマから新たな出会いを得る機会を頂けたことに感謝をするととともに、ボランティアという枠を超え、気仙沼という絆で繋がっていくこの輪を大切にしていきたいと思います。ありがとうございました。

立教大学Frontiers T

今回のイベントを通して、他団体の活動内容や団体として大切にしている思いを知ることができました。どの団体も現地の方々との繋がりを重視している所が印象的で、思いやりの気持ちの大切さを改めて考えることができる良い機会となりました。

交流会において3団体合同企画のコンペを実施した際は、それぞれの経験や知識を集約して討論することで面白いアイディアが生まれ、楽しかったと同時に、非常に勉強になりました。気仙沼の魅力を国内外に発信しようという考えを基に、多面的な視点から具体的な施策を考えているチームもあれば、気仙沼の人、あるいは、気仙沼に住んでいない人のための企画を考えるチームがあり、他者との交流で生まれる学びの大きさを実感しました。したがって、今後の活動においては、今まで以上に被災地域への思いを大切にしながら、人々と相互に関係しあっていきたいと思いました。貴重な経験をさせていただき、誠にありがとうございました。

立教大学Three-S K

気仙沼チームの学習支援への意欲、Frontiersの気仙沼の心温かい方の紹介など気仙沼への思いや良さを知る時間となりました。特にFrontiersの発表内の、震災でカキいかだに被害を受けた方のお話が印象的でした。この方は震災により新規開始予定の事業が奪われました。その苦痛は容易に乗り越えられないものだったと思います。しかし、それを乗り越えていらっしゃる姿に感銘を受けました。

交流会では、他団体の方が優しく話しかけてくださり、楽しく過ごすことが出来ました。主な話題は気仙沼のおすすめのお店や各自の出身地でした。震災や復興がテーマの場合、固い雰囲気になりがちですが、気仙沼という共通点によって話しやすい雰囲気になりました。

交流会では3団体合同企画コンペを行いましたが、これを通して、復興には「町をゼロから元通りに作り直す」という意味のほか、新たな視点を入れた取り組みで町を変えるという意味があることに気がつきました。震災の新たな意味を見い出すことが出来た時間でした。

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