WAVOCではWAVOC支援サークル「BAM部」とともに、早稲田大学本庄高等学院との連携プロジェクトを実施しています。「早稲田大学本庄高等学院×WAVOC/BAM部連携プロジェクト」では、本庄高等学院の生徒さんとともに、本庄地域の竹や農作物を使った商品開発を行っています。
【BAM部】高大連携商品開発プロジェクト中間報告会レポート
今年度より早稲田大学本庄高等学院、早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター(以下、WAVOC)、学生団体BAM部(以下、BAM部)が連携し、社会課題解決に向けた高大連携商品開発プロジェクトを実施しています。本プロジェクトでは埼玉県本庄地域における放置竹林問題や農業に関する社会課題の持続可能なサイクルでの解決に向けた商品を開発することを目的に、早稲田大学本庄高等学院の高校生とBAM部に所属する大学生がチームを組んで活動しています。
そして先日9/25(日)に、本プロジェクトの中間報告会を実施(対面・オンライン併用)いたしました。これまでのフィールド調査を踏まえて各チーム(全4チーム)が発見した課題や熟考した商品開発のアイデアを発表し、それに対して審査員の皆様から商品実現に向けたヒントを得られる機会にしたいと考え、企画しました。
中間報告会では始めに、早稲田大学本庄高等学院 半田学院長から開会の言葉、続いて本庄市の吉田市長からご挨拶をいただきました。
その後、全4チームの発表を行いました。チーム1は「竹あかりを応用したアルコール消毒液スタンド」、チーム2は「本庄市の郷土料理『つみっこ』のレトルト化」、チーム3は「本庄野菜を使った新商品3種」、チーム4は「幼竹を使ったメンマ」を提案しました。それに対し、審査員の皆様からは「ぜひ実現してほしい」「本庄野菜を内外へPRすることのできる良いアイデア」「社会課題を解決するための良い着眼点」といった、商品の実現を望む声も聞かれました。その一方、「もっと学生らしい斬新なアイデアを考えてほしい」「本当に需要があるのか」「実現可能性はどうか」などといった改善を望む声やアドバイスなどもいただくことができました。
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そして、最終審査の結果、「実現可能性」「社会課題解決につながる」などの点で高評価だったチーム4が中間報告会の優勝チームに選ばれました。閉会の言葉をJA埼玉ひびきの 五十嵐常務理事からいただき、会が終了しました。
対面で集まれる機会が2回のフィールドワークしかない中、各チーム、オンラインでのミーティングを重ね、これまで準備してきました。ただ、今回の中間報告会でのフィードバックを受けて商品案について考えを深めなければならないチームも出てきました。本プロジェクトは1年間を通したものになっているため、最終報告会に向けて、残り半年でできる限りの商品の検討を進めたいと考えています。
今後も、高大連携で埼玉県本庄地域の社会課題解決を目指す商品開発を応援していただけますと幸いです。
【高大連携商品開発プロジェクト 中間報告会概要】
1.プロジェクト名:早稲田大学本庄高等学院×WAVOC/BAM部連携プロジェクト
本庄地域の竹や農作物を使った商品開発
~社会課題「竹害」を知り、課題解決に向けた持続可能なサイクルを目指して~
2.催事名: 『高大連携商品開発プロジェクト 中間報告会』
3.開催日時: 2022年9月25日(日) 14:00-16:30
4.開催場所: JA埼玉ひびきの本店1階ひびきのホール(埼玉県本庄市早稲田の杜1丁目14-1)
5.主催:早稲田大学本庄高等学院、WAVOC、BAM部
後援:JA埼玉ひびきの
6.審査員
本庄市 吉田市長
本庄市経済環境部 部長 韮塚様
本庄市経済環境部 農政課 主任 福島様
本庄市経済環境部 農政課 主事補 小田様
早稲田大学本庄高等学院 半田学院長
JA埼玉ひびきの 五十嵐常務理事
BAM部顧問 大井晃亮
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