【科目紹介】体験の言語化(担当:WAVOC教員全員)
「体験の言語化―世界と自分」01-24(WAVOC教員全員)
「体験の言語化―ボランティア体験から」01・02(岩井・兵藤)
異なる曜日時限で多数開講しています。自分の都合の合うクラスを見つけてください。シラバスはクラスで共通です。
シラバス例:「体験の言語化‐世界と自分12」
◆担当教員による授業紹介
経験を語ること。それをとおして、自分を知り、社会を知る授業です。日々のコミュニケーション力が高まり、就職活動はもちろん、卒業してからの長い人生において役に立つ力が身につきます。
◆2018年度履修生の声
「自分の気持ちを発表する機会ってほとんどない」
ひとことで言うと、自分の気持ちって大事なんだなって思える授業です。
いままでの学校生活を振り返ってみると、授業で社会問題にういて議論したり、調べたことを発表したりすることは多くあったけれど、自分の体験について誰かに伝えたことはあまりなかった。みなさんも、心に引っかかるできごと、なにかもやもやすることがあってもせいぜいSNSでつぶやく程度でしっかりと自分の気持ちに向き合って、考えたことがある人はあまりいないのではないでしょうか。自分だけで解決しようとしても、自分の頭の中をぐるぐるめぐるだけで、結局もやもやしたままということはよくあることだと思います。
全8回からなるこの授業では、自分の体験したもやもやした出来事を取り上げ、最終的に5分間の語りにすることを目指します。授業では、自分だけではなく、他の受講者や先生と一緒にその時の気持ちやその背景にある問題、そしてそこからつながる社会課題について話し合いながら進めていきます。
自分の抱えていた気持ちは、決して自分だけの問題ではなく、社会とつながっているんだ。8回の授業が終わった時には、それまでの「もやもやした感情」が社会を「はっきり見通す力」になっているはずです!
学びにおいて一番大切とも言える「自分の気持ち」に気づくことができる、そんな早稲田の名物授業です。

所属するボランティア団体思惟の森の会 の活動をとりあげました 。
社会科学部3年 菅 新汰