【科目紹介】ブータンから学ぶ国家開発と異文化理解 (担当:平山雄大、林田由那)
「ブータンから学ぶ国家開発と異文化理解 1」
<金曜5限・春クォーター・1単位>(平山・林田)
https://www.wsl.waseda.jp/syllabus/JAA104.php?pKey=9S090300580120199S090300589S&pLng=jp
「ブータンから学ぶ国家開発と異文化理解 2」
<金曜5限・夏秋期(夏季集中+秋クォーター)・3単位>(平山・林田)
https://www.wsl.waseda.jp/syllabus/JAA104.php?pKey=9S090300590120199S090300599S&pLng=jp
◆担当教員による授業紹介
WAVOC提供の海外実習科目です。行き先は、「GNH(国民総幸福)」の概念で広く注目されているヒマラヤの小国・ブータン王国!ブータンでの2週間の実習を通して、そこに根づく文化・価値観・生活様式等に触れ、異文化への自分なりの対峙の仕方を模索します。
◆2018年度履修生の声
ぼんやり時間だけが過ぎた大学1年が終わり、「今年はとにかく授業を充実させたい。早稲田生ならではの体験をしてみたい!」と心に決め、2年の春はスタートした。そんな中、高校の先輩の「ブータンの授業いいよ!」という言葉を思い出した。ブータンについての知識はほぼゼロだったが思いきって応募(笑)。この決断が私にとってかけがえのない経験につながった。春学期の事前学習では、ブータンについての基礎知識を学び、自分たちの研究課題を詰め、また旅の行程を決めたりし、あっという間に夏休みのブータン実習がやってきた。
ブータンで過ごした時間はたった2週間だが、毎日が「非日常」ですべてが刺激的だった。この授業を履修した1年間はものすごく充実していた。得られたものは本当に多かったが、何より一番良かったのは、「自分も一歩踏み出せばこんな素晴らしい経験ができるのだ」という自信が持てたことだ。この授業が終わっても履修生や先生、ブータンとの関わりは続くし、ブータンを通じて出会えた人もいる。人生が180度変わったというと大げさだが、少なくとも自分の世界が確実に広がり成長したことを実感できた。
そして、今、私は声を大にして言いたい。「授業の充実」が、即ち「大学生活の充実」であることを!
佐々木友香(文学部2年)