The Hirayama Ikuo Volunteer Center (WAVOC) 早稲田大学 平山郁夫記念ボランティアセンター(WAVOC)

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ワボプロ活動紹介 狩り部

2017年4月からスタートした早稲田ボランティアプロジェクト(通称:ワボプロ)の活動を紹介します。

ワボプロ活動紹介 狩り部

担当:平山郁夫記念ボランティアセンター准教授 岩井雪乃

 

罠にかかったシカと猟犬

罠にかかったシカにむかって吠える猟犬

「どこから切ったらいいんですか?」
「皮を剥ぐと、もう普通の肉だ!」
「えー、わたしは見てるだけでいいよー」

狩り部は、千葉県鴨川市で活動しています。6月の活動では、メンバーたちは、初めてシカとイノシシを解体しました。猟師さんが罠と銃でしとめた動物たちを、皮を剥いで、肉片に切っていきます。皮剝や肉を切り分ける時は、スムーズにナイフがはいる場所があるので、そこがわかればスイスイと切れます。しかし、初心者のメンバーたちにはわからないので、あっちを切ったり、こっちを刺したり、悪戦苦闘でした。

獲ったシカを解体する

獲ったシカを解体する

狩り部は、現代では縁遠い活動になってしまった「狩猟」を、あえて今、実践する団体です。その背景には、日本の農村の獣害問題があります。イノシシやシカなどの野生動物が増加し、里に下りてくるようになって、近年では全国で200億円もの農業被害が出ています。獣害が起こる要因は複雑ですが、狩猟者が減ったことも大きな要因です。動物の個体数が増加し、人間を恐れなくなっています。日本の農業と農村の現状を知り、獣害対策に貢献することは、狩り部の重要なミッションです。

また、「命―食べること―生きること」のつながりを考えることも、狩り部の大きなテーマです。狩猟とは、動物の命を奪うことです。わたしたちがふだん食べている肉も、実は、家畜の命を奪ってつくられています。しかし、「命を奪う」という負の部分は見ることなく食べていますよね。つまり、日本の都市生活では、本来の自然とのつながりが断ち切られてしまい、人間に都合の良い動物との関係がつくり出されているのです。本当にそれでいいのでしょうか?狩り部では、「自分たちで殺して肉を得て食べる」という実践をとおして、「人と動物のつながり」「人と自然のつながり」を問いなおしていきます。

4月に立ちあがったばかりの団体で、試行錯誤しながら活動をつくっています。あなたも一緒に、「人と自然のつながり」について、実践しながら考えませんか?

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「狩り部」ではメンバー募集中です。(2017年10月現在)
問合せ:岩井雪乃(WAVOC教員) [email protected]

 

 

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