The Hirayama Ikuo Volunteer Center (WAVOC) 早稲田大学 平山郁夫記念ボランティアセンター(WAVOC)

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【希望の車いす】クリーニングボランティア活動レポート

【希望の車いす】クリーニングボランティア活動レポート

学生リーダー 伊藤夕妃

WAVOCでは、8月30日(火)に「希望の車いすクリーニングボランティア」を行いました。参加してくださった皆様、ありがとうございました。本ボランティアは、NPO法人希望の車いす様のご協力のもと、車いすのクリーニング作業を行うボランティアです。
実施概要は以下になります。
https://www.waseda.jp/inst/wavoc/news/2022/08/04/9511/

【活動内容の説明】
まずは、理事の谷様からNPO法人希望の車いすの活動について説明をしていただきました。

日本で使用されなくなった車いすを回収、洗浄、修理をして、必要としている人に届けている NPO法人希望の車いす様は、これまで、2875台もの車いすを世界に届けました。タイやフィリピン、カンボジアといった国々に寄付しています。

そして、特に印象的だったのは、活動をしている方々が定年を迎えていたという点です。「定年後も誰かの役に立つことができる」、NPO法人希望の車いす様は、そういった方々の居場所にもなっています。

【車いすクリーニングの体験】
まずは、寄付された車いすを解体していきます。足りない部品は、作成したり、発注したりします。どのような順番で部品がついていたか、確認しながら解体していきます。

解体した後は、車いすの部品をきれいにしていきます。汚れで気になる部分をやすりで磨いたり、拭いたりします。「安全に、そしてきれいに」をモットーに、車いすをクリーニングしていきます。

↑車いすに貼ってあったシールを、ドライヤーで温めてから剥がしている様子

作業の説明で強調していたのは、車いすを使用する人の状況と気持ちを考えることです。車いすを使用する人は、素手で車いすを触ります。そのため、実際に触っていて怪我をするような箇所があったら、やすりがけを徹底的に行います。汚れがあったら、ピカピカになるまで磨きます。新品と同じような状態で届けたいというプロ意識を、作業を通して感じました。

↑車いすの後輪のホイールをやすりで磨いている様子

磨いた後は、解体した順番を思い出しながら部品を取り付けていきます。自分たちがきれいにした部品が、車いすを形作っていきます。

↑車いすの前輪を取り付けている様子

以上が、今回のボランティアで行った作業です。全ての作業が、目に見えて成果がわかります。また、これから車いすを使用する人の顔を思い浮かべてきれいにしていくのは、非常に楽しくやりがいを感じます。自分たちがきれいにした車いすが、世界で困っている人に届く日が待ち遠しいです。

温かく学生を迎え、ご協力していただいたNPO法人希望の車いすの皆様、誠にありがとうございました。

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