WAVOC東京ブランチ Kesennuma, Voices. 4 上映会×堤幸彦監督トークセッション イベント報告
活動名 | Kesennuma, Voices. 4 上映会×堤幸彦監督トークセッション |
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活動期間 | 2015年11月17日(火) |
会場 | 早稲田大学大隈記念小講堂 |
参加人数 | 約80名 |
実施者 | WAVOC東京ブランチ 担当教職員:鈴木 護(WAVOC職員) 、信野伸子(WAVOC支援チーム・職員) |
【当日の様子】
イベントの流れ |
17:00~ 挨拶、プログラムのご紹介 17:10~ Kesennuma, Voices. 4 上映 19:10~ 休憩 19:20~ トークセッション(質疑応答含む) 20:00 終演パネリスト:堤幸彦監督・堺丈明気仙沼プラザホテル支配人・読売新聞社記者(元気仙沼通信部)中根圭一さん 協力(活動報告):早稲田大学気仙沼チーム、海の照葉樹林とコミュニティづくり支援プログラム、からくわ丸学生部隊 |
11月17日に、「Kesennuma, Voices. 4 上映会×堤幸彦監督トークイベント」を無事開催することができました。
初めに上映会を行い、後半は堤幸彦監督、気仙沼プラザホテル堺支配人、読売新聞社記者(元気仙沼通信部)の中根さん、そして学生によるトークセッションを行いました。貴重なお話もたくさん伺うことができ、とても充実した内容にできたのではないかと思います。
今年の映画のテーマは「死を想うこと」。
大切な人を失った方々に焦点を当て、声を拾い集めていきます。
「最近になってようやくこういう話をできるようになった。」
という彼らの言葉には、重みがあり、観ていた方の心にも響いたところが多かったのではないかと思います。
トークセッションでは、映画の内容についてお話を伺ったのち、「繋がり」ということにフォーカスして話を進めました。
震災がもたらした悲しみは計り知れないほど大きいけれど、四年半が経過した今、少なからずいい効果というのも生まれてきていると思います。
特に我々学生は、東北に行くことを通して、多くの繋がりや学びを得ることが多いと思います。また、気仙沼プラザホテルの堺支配人の、
「震災があって、外からの人に気仙沼の魅力に気づかされ、嫌いだった気仙沼が好きになった。」
という言葉が心に残っています。
東北との繋がりの持ち方は様々ですが、こうした相互作用によって生まれた点が、少しずつ繋がり、新しい価値が生まれているように感じます。
こうした「点」を繋いでいくことが、これからの私達の役割なのかなと、今回のイベントを通してあらためて実感じました。
最後になりますが、堤監督をはじめ、堺支配人、中根さん、本上映会に関わってくださった皆様、そして見に来てくださった方々、本当にありがとうございました。
(早稲田大学社会科学部二年 秦正顕・早稲田大学教育学部二年 飯田智大)
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