The Hirayama Ikuo Volunteer Center (WAVOC) 早稲田大学 平山郁夫記念ボランティアセンター(WAVOC)

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【開催レポート】磨いて磨いて、海外へ車いすをプレゼント!クリーニングボランティア

【開催レポート】磨いて磨いて、海外へ車いすをプレゼント!クリーニングボランティア

学生リーダー 松田 由希菜 

WAVOCでは、2024年10月26日(土)に車いすのクリーニングボランティアに参加してきました。受け入れてくださったのは、NPO法人希望の車いすの皆さんです。

NPO法人希望の車いすは、 「車いすがあれば、自由に動ける、希望が持てる、人生が変わる」という言葉を大切にし、アジアを中心にこれまで 3,000 台以上の車いすを世界に届けていらっしゃる団体です。また、昨年はウクライナの介護を必要とする高齢者や多くの被災者に車いすを送るプロジェクトにも参加されています。

本企画では、NPO法人希望の車いすの方から活動についてお話しいただいたあと、施設や個人で使用しなくなった車いすを解体して整備・クリーニングしました。

車いすの整備作業は大まかに①解体、②整備・磨き、③合体、④チェック、の流れで進めていきます。今回私たちは、①〜③をお手伝いしました。

①解体

中古の車いすをピカピカに生まれ変わらせるには、解体してそれぞれの部品を一つずつ整備・磨きをしていく必要があります。

②整備・磨き

部品を解体し終わると、それぞれの部品を磨いたり洗ったり整備したりします。以前使用していた方が目に届かなかったところまでくまなく綺麗にして、これからも長く使ってもらえるように丁寧に作業します。

③合体

整備・磨きが終わった部品は最後にまた合体させます。タイヤは、ネジの締め具合でスムーズにタイヤが回るかが決まるので、調整が難しかったです。

④チェック

作業を終えた車いすは、機能確認と外観確認をそれぞれ違う方にしてもらいます。車いすは命を乗せる乗り物なので、最終チェックがとても大事なのだそう。チェックで引っかかったものはもう一度整備・磨きをし、チェックに合格してようやく海外へ運ぶことができます。

〜感想〜

まず、NPO法人希望の車いすの方々がとてもあたたかく私たちを受け入れてくださったことが印象的でした。
そして、彼らの車いすへの想いや、車いすを受け取る海外の人たちのことを想う気持ちが強く伝わってきました。作業の要所要所に見える丁寧さや、合体してしまえば見えないような細かいところまで磨く様子からは、車いすを必要としている新たな持ち主や車いすへの愛情が感じられます。
私も今回、1台の車いすの整備をお手伝いしましたが、自分たちが大切に磨いた車いすを、誰かが喜んでくれる姿を想像すると心が温まるようでした。

改めて、今回ボランティアを受け入れてくださったNPO法人希望の車いすの皆さん、本当にありがとうございました。

このレポートを読み、車いすのクリーニングボランティアへ興味を持ってくださった方はぜひ、WAVOCまでご連絡ください!

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