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ENEOS社と早稲田大学との包括連携
【2025年度 シーズ探索研究6テーマを採択】

持続可能な社会の実現に資する探索研究 

早稲田大学とENEOS株式会社(以下「ENEOS」)は、持続可能な未来社会実現に向けて、双方が組織的に連携・協力してイノベーションを推進する包括連携活動を行っています※1。
本活動では、脱炭素イノベーションに向けた先進技術開発ならびに将来の社会課題解決の一助とすべく、共同研究化の可能性を見極めるための探索研究を実施しています。
2025年度は、「持続可能な社会の実現」に資する探索研究をテーマとし、該当する以下の研究領域を対象に研究公募を行い、計14テーマの応募から6テーマを採択しました。

 

1.ENEOSの将来事業領域における先進技術
 
  キーワード
エネルギー供給 低炭素原料(カーボンリサイクル:CO2利用、バイオ、廃棄物)
ゼロエミッション発電(ペロブスカイト太陽電池)
CO2回収(DAC、DOC、ネガティブエミッション技術)
エネルギーネットワーク エネルギーキャリア(水電解、水素、炭化水素、アンモニア)、
分散電源(エネルギーマネジメント、蓄エネルギー:材料、システム)
エネルギー利用 省エネ、サーキュラーエコノミー(LCA評価、視える化等)、
化学品製造(リサイクル、CO2)、予測・最適化デジタル技術、
行動変容(社会デザイン、ナッジ)
2.Waseda Carbon Net Zero Challenge 2030sでのカーボンニュートラル研究分野
3.ライフサイクル全体のCO2排出量低減に向けた新規素材開発
(AI分子シミュレータの
活用※2    およびLLMなど他AIツールとの組み合わせ)

【シーズ探索研究採択テーマ】

申請者 所 属 資 格 テーマ名(一部略/追記)
新規

勝間 靖

国際学術院 大学院アジア太平洋研究科 国際関係学専攻 教授 持続可能な航空へ向けた多国間外交による国際規範の形成とグローバルガバナンス〜国連と国際民間航空機関を中心とした政策研究
新規 守屋 和佳 教育・総合科学学術院 ・理学科/地球科学専修

教授

高CO2濃度時代における大気中へのCO2添加イベントに対する地球表層炭素循環系の応答
新規 有村 俊秀 政治経済学術院 教授 日豪JCMの実現に向けた探索的制度研究―豪州におけるCCS及びグリーン水素プロジェクトを目指して
新規

家入 祐也

理工学術院 情報生産システム研究科(IPS) 講 師 北九州市における電動バス導入のためのライフサイクル設計
新規

曹 偉

先進理工学研究科応用化学専攻 応用生物化学研究室

助教 バイオマスを原料としたアルキルα-グルコシドの効率的生産法の開発
新規

伊藤 拓海

基幹理工学部 機械科学・航空宇宙学科 川田研究室

助手 低炭素・高性能材料の創製に向けた超酸分散型CNT液晶ドープの構造制御

早稲田大学は、ENEOSとの包括連携を通じて、脱炭素イノベーションに向けた研究開発を推進して参ります。
◆ ENEOS研究開発特設サイト

※1    2019年11月29日「持続可能な未来社会実現に向けたイノベーション推進のための包括連携に関する協定書」締結。

※2Matlantis株式会社が提供するAI分子シミュレーター(MatlantisTM) を活用
公式サイト: https://matlantis.com/ja/

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