早稲田大学研究戦略センターでは、日本医科大学・早稲田大学の連携による、第1回URA研究戦略マネジメント勉強会「大学の研究力強化に向けた研究振興政策~URAなど研究支援者への期待~」を9月28日(水)に開催し、53機関140名の方にご参加いただきました。
この勉強会は、大学が多様なステークホルダーを巻き込んで社会変革の原動力として成長することを目指し、URAなど研究支援者が、自ら戦略的に仕掛けるマインドを磨くための勉強会です。各方面から次代のリーダー講師をお呼びして、一緒に議論を深めることで、いま自分に何が足りないのかを確認する機会にしてもらうことを目的に据えました。その第1回目は、文部科学省高等教育局長の池田貴城様をお呼びし、オンライン形式で開催しました。
参加者とのディスカッションでは、事前アンケートでの参加者の関心にもとづいて、「大学の研究力強化に向けた組織間・分野間の連携」、および「全学的な研究マネジメント体制の構築」の2つの項目について、課題やより良く進めるための方策などを掘り下げました。また後半は、参加者から自由に投げかけられ、池田局長とのやり取りを通じて、今後の指針となる知見を深めることができました。

参加者からの質問に対して説明する文部科学省高等教育局長の池田貴城氏(左上)、講師に質問をする東海大学マイクロ・ナノ研究開発センター講師(URA)の荒砂茜氏(左下)、東京大学シニアURAの明谷早映子氏(右上)、中央大学研究推進支援本部URAの三田香織氏(右下)
本センターは、今後も全国の研究機関に所属する、URAや技術職員、事務職員などの研究支援者を対象とした、今回のような各方面のリーダー講師をお呼びした勉強会を開催して参ります。