このたび、早稲田大学の研究者6名が、科学技術分野で顕著な功績があったとして、「令和2年度科学技術分野の文部科学大臣表彰」を受賞しました。
科学技術分野の文部科学大臣表彰は、我が国の社会・経済、国民生活の発展向上等における科学技術上の成果に対する功績が顕著な者を対象とし、開発・研究・科学技術振興・技術・理解増進の5部門から成る「科学技術賞」、萌芽的な研究、独創的視点に立った研究等、高度な研究開発能力を示す顕著な研究業績をあげた40歳未満の若手研究者を対象とした「若手科学者賞」、優れた創意工夫により職域における技術の改善向上に貢献した者を対象とした「創意工夫功労者賞」、高度で専門的な技術的貢献を通じて研究開発の推進に寄与する活動を行い、顕著な功績があった者を対象とした「研究支援賞」の4つの賞から構成されており、以下のとおり、科学技術賞の研究部門から5業績5名、若手科学者賞として1業績1名、計6業績6名がそれぞれ選ばれました。
とりわけ、「科学技術賞(研究部門)」については、授賞総件数50業績の内、本賞始まって以来過去最多となる5業績を本学が授賞することになりました。これは、研究大学を標榜する本学の研究力や有する総合性、取組等が徐々に評価されてきた結果と認識しています。
本学は、引き続きWaseda Vision150の研究ビジョンである「世界の平和と人類の幸福に貢献する研究」を展開し、「世界で輝くWASEDA」の実現に向けて、たゆまず歩みを進めていきます。
なお、例年4月中頃に表彰式が行われますが、今年度については、受賞者をはじめとする多数の参加者への新型コロナウィルス感染リスクを考慮し、中止となりました。