統括所長挨拶
若尾 真治 WAKAO Shinji
リサーチ・イノベーション・センター Research Innovation Center
統括所長 Director
(理事(研究推進部門総括・産学連携担当)・ 先進理工学部 教授
Senior Executive Vice Presidents, Executive Vice Presidents,
Vice Presidents and Auditors – Waseda University )
早稲田大学リサーチ・イノベーション・センターは、国際的に卓越した研究大学へと発展するために必要な体系的・重点的な研究戦略と、産官学連携を通じて得られる外部収入を介した質の高い研究、知財の取得・活用、高度人材育成、さらに知財をベースとした起業等を含めた社会価値創造の循環サイクルの構築などに総合的に取り組むために、2019年6月に発足しました。
研究推進・産学連携のためのワンストップサービスを実現するための組織として、現在は4つのセクションから構成されております。世界最先端の産官学連携研究を実践する分野連携型のイノベーティブな活動を推進するほか、ベンチャー企業などの新産業の創出にも取り組んでいます。
「世界で輝くWASEDA」を実現するため、今後とも学内外から本センターの活動に対し、ご理解とご支援をお願い申し上げます。
2024年4月
各セクションの機能
- 研究戦略セクション (学外呼称名:研究戦略センター)
早稲田大学の研究力強化を任とする組織です。具体的には、(1)学内外の研究活動の調査・分析・評価、(2)研究戦略の立案・提言、(3)研究活動の推進・支援、(4)人的ネットワークの拡大という4つの活動を柱として研究力強化に取り組んでいます。 - オープンイノベーション推進セクション (学外呼称名:オープンイノベーション戦略研究機構)
文部科学省から採択された「オープンイノベーション機構整備事業」補助金の執行するために設置された部門であり、競争領域における企業と大学の組織連携構築を通じて、大学の研究成果を社会実装することを目的としています。他部門とも協力しながら、本事業の活動をとおして、産学連携、イノベーション創出の新しい手法を確立させるべく、研究者・産業界の要望に沿った産学連携構築支援を行って参ります。 - 知財・研究連携支援セクション (学外呼称名:知財・研究連携支援センター)
承認TLOとして、産官学連携に関する研究契約や知的財産の管理、技術譲渡による知財の実用的展開の支援を進めていることに加え、早稲田キャンパスにおける科研費・公的研究費・民間研究費の受入・契約窓口の機能を持ち、研究支援ならびに研究費執行を行っています。 - アントレプレナーシップセクション (学外呼称名:アントレプレナーシップセンター)
早稲田大学の教員・研究者・学生による、独自のビジネスアイデアや大学の知的財産を活用したベンチャービジネスを支援・育成する目的のもとに、アントレプレナーシップセンターにおいて、様々な分野から構成されたコンサルタントが、起業相談や会員企業の経営支援・助言を行っています。
学外の皆様に提供するサービス
本センターは、各企業様の社会課題、新事業創成のニーズ等を伺った上で、学内研究者とのマッチング、研究戦略立案(異分野融合含む)に始まり、研究マネジメント支援、研究費受入・執行支援、知財創出支援・管理、ベンチャー創出・育成支援までを一括して行う、”リサーチイノベーションワンストップサービス”を提供します。
最終的に、学外の皆様に対して、総合力を活かした研究スコープ・研究体制の構築、ベンチャー育成・活用を含めたソリューション戦略の提供、共同研究・人材育成・人的交流等の包括連携の提供といったサービスを提供して参ります。
学生・教職員を対象としたベンチャー支援
ベンチャー創出・育成に関して、 学生・教職員を対象とした以下のような支援を行っております。