2026年9月30日(水)、早稲田大学121号館コマツホールにて、学内研究者・研究支援者・事務職員を対象とした “Horizon Europe Seminar at Waseda University” を開催しました。本セミナーは、早稲田大学 研究戦略センターが主催し、Université Libre de Bruxelles、FARI – AI for the Common Good、早稲田大学 次世代ロボット研究機構の協力のもと実施されました。
本セミナーは、日本がEUの研究・イノベーション枠組みであるHorizon Europeに準加盟することを契機として、本学研究者および研究支援者が欧州共同研究への参画可能性を理解し、申請に向けた第一歩を踏み出すことを目的として開催したものです。Horizon Europeへの参加にあたっては、Callの探し方、国際コンソーシアムへの参画方法、提案書作成、申請段階での役割分担、採択後の契約・研究管理等、さまざまな実務的事項への理解が必要となります。
当日は、開会にあたり、稲葉知士理事(国際連携〈研究〉・研究広報担当)よりご挨拶をいただきました。
続いて、澤田秀之国際部副部長/早稲田大学 次世代ロボット研究機構教授より、講師である Rodolphe Doité 氏をご紹介いただきました。

Rodolphe Doité 氏
講師を務めた Rodolphe Doité 氏は、FARI – AI for the Common Good Institute の Head of Program Management Hub として、戦略的パートナーシップ形成、研究プロジェクトの設計・資金獲得、ステークホルダー連携等に携わっており、Horizon 2020およびHorizon Europeを含む欧州競争的資金に関する豊富な実務経験を有しています。
セミナーでは、Horizon Europeの概要、日本の準加盟の意義、資金獲得機会、日本の大学・研究者が留意すべき点、Callの探し方、参画パターン、コンソーシアム形成、提案書作成プロセス等について説明が行われました。また、研究支援・事務職員向けには、申請前支援、契約、倫理、研究データ、予算管理、採択後管理等の実務的な論点についても取り上げられました。
さらに、セミナー冒頭では、日本のNational Contact Point(NCP)より提供いただいた資料を用い、Horizon Europeにおける日本の準加盟の位置づけや、日本の大学・研究機関が参画する際の基本的な考え方について、研究戦略センターより補足説明を行いました。
当日は、理工系分野に限らず、人文社会系、国際系、研究支援部門等からも参加があり、Horizon Europeへの関心の広がりが確認されました。講演後には活発な質疑応答が行われ、欧州共同研究への参画に向けた具体的な関心や課題が共有されました。

左から滝嶋教授(研究戦略センター)、稲葉理事、松永研究戦略センター副所長、Rodolphe Doité氏、澤田国際部副部長、島岡教授(研究戦略センター)
最後に、松永康副所長(研究戦略センター)より閉会の挨拶があり、本セミナーをHorizon Europe参画支援に向けた第一歩と位置づけ、今後も個別相談やフォローアップの機会を通じて、本学研究者の欧州共同研究への参画可能性を検討していくことが確認されました。
研究戦略センターでは、今後も関係機関と連携しながら、Horizon Europeをはじめとする国際共同研究への参画支援を進めてまいります。







