公的研究費による研究活動に携わる学生の皆さんへ
研究推進部門総括・産学連携担当理事
若尾 真治
学生の皆さんも、指導教員のもと研究に携わる機会があるかと思います。
研究活動を行っていく上で、「研究費」は不可欠なものです。国からの公的な補助金等による研究や民間からの資金提供を受けて行う研究など、全ての研究活動において、当然ながら不正は許されません。
公的研究費の不正使用は、研究者本人だけでなく、本学への社会的信用を失墜させると同時に、本学の研究機関としての責任が問われることになります。
残念ながら、本学において、公的研究費の不正使用が昨今連続して発生しています。研究費の不正利用は、研究費の私的な流用・着服だけでなく、実態と異なる謝金・給与・旅費を請求することや物品の架空請求も該当します。研究費不正根絶のためには、研究費不正を起こさない、起こさせない組織風土の形成が必要です。そのため、この度本学では「研究費不正防止対策強化月間」を設定しました。この機会に、研究費の適正な使用方法への理解を深めるだけでなく、意図せず研究費の不正使用に巻き込まれることがないように、十分に留意してください。
●研究費不正防止対策強化月間ポスター
●適正な研究費使用について
●コンプライアンス相談窓口