Gender and Sexuality Center早稲田大学 ジェンダー・セクシュアリティ・センター(GSセンター)

News

【開催報告】WASEDA LGBTQ+ ALLY WEEKS 2024 (2024/11/25-2024/12/6)

2024年11月25日~12月6日にかけて、WASEDA LGBTQ+ ALLY WEEKS 2024を開催いたしました。

プログレス・プライド・フラッグを持って踊るワセダベアの写真

プログレス・プライド・フラッグを持って踊るワセダベア

参加してくださった皆さん、応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました!イベント開催の数か月前から準備を始めたはずが、あれよあれよと時は過ぎ去り、気付けば「あれ!?もうイベント期間じゃん!」と、開催準備期間からイベント終了までスタッフ一同ドタバタの日々でしたが、無事に今年も素敵なWASEDA LGBTQ+ ALLY WEEKSを開催でき、安心しております。

少々イベント期間から日が経ってしまいましたが、今これを読んでくださっている皆さまに向けてイベント報告をいたします(^▽^)

WASEDA LGBTQ+ ALLY WEEKS 2024って?

イベントの説明に入る前に

「 『ALLY』 って一体何なんだい!?」
っていうところからまずはお話していきましょう。

ここで言うAlly(アライ)とは
「自らの特権を自覚したうえで、その特権を進んでリソースとしてLGBTQ+とその関連コミュニティの公正に向けた運動に活用し、これらの活動を支援する人」
とGSセンターでは認識しています。

簡単に言えば、、
社会を変えていくために、一緒に立ち向かってくれる人、そんな感じで私はこの言葉を捉えています。

そのような意味でのAlly(アライ)であるということを念頭に置いてイベントの説明に移ります。

本イベントの目的は

  • 早稲田大学に関わりのある一人ひとりのLGBTQ+の人が自身の力を認識できる場づくりとアライの存在の可視化を通して、性のあり方に関わらず誰もが過ごしやすい早稲田大学にすること

今年のスローガンは「ワセダに広がるアライの輪」でした。

このスローガンをもとに今年は中央にワセベアのロゴをあしらい、その周りに人々が手をつなぎ合って円を作りアライの輪が広がっている様子を模した可愛らしいロゴが完成しました。とっても可愛い♡

様々なLGBTQ+アイデンティティを持つ人を象徴するプログレス・プライド・フラッグ・カラーの人型が手をつないで輪になり、ワセダベアを囲んでいるイラスト。その背景には、白、ピンク、水色、茶色、黒、紫、青、緑、黄色、オレンジ、赤のプログレス・プライド・フラッグがある。「WASEDA LGBTQ+ ALLY WEEKS 2024」の文字も表示されている。

WASEDA LGBTQ+ ALLY WEEKS 2024のロゴ

今年の WASEDA LGBTQ+ ALLY WEEKS 2024 では、イベント期間前のプレイベントとして1つとイベント期間内に3つ、合わせて4つの企画を実施しました!順番に少しずつ各企画について触れていきますね。

まず初めに行われたのはこちら!

パレードのプラカードを作ろう! ーWASEDA QUEER PARADES OF REMEMBRANCE 追悼 プレイベントー(2024/11/18)

パレードで掲げて歩くプラカードを一緒に作ったら楽しそう!という学スタの声から生まれたこの企画。それぞれが思い思いのプラカードを作り、パレードに向けて気持ちや考えをみんなで共有する素敵な時間となりました。プラカードはどれも想いがたっぷりと込められた力作でした!!

そして、この流れで紹介しましょう。

WASEDA QUEER PARADES OF REMEMBRANCE 追悼(2024/11/25,27,12/2,4)

こちらは、毎年恒例になりつつある、早稲田、戸山、西早稲田、所沢の4キャンパスで実施するパレード企画です!今年も各キャンパス多くの人に参加していただき、プレイベントで作ったプラカードなどを手にしながらみんなでキャンパスを大きく一周。活気の溢れたプライドパレードとなりました!

このプレイベントやパレードの詳しい当日の様子などは学生スタッフによるブログに書かれておりますので是非とも、下の記事をポチっとして読みに行っちゃってください!担当学スタのイベントに込めた熱い想いが綴られいます!

【開催報告】「WASEDA QUEER PARADES OF REMEMBRANCE 追悼」(日本語)

Event report: WASEDA QUEER PARADES OF REMEMBRANCE 追悼 (English)

お次はこちら!

ツルリンゴスター作品から考える Allyの在り方(2024/11/26)

漫画家でイラストレーターのツルリンゴスターさんをゲストにお招きしてZOOMで開催したトーク企画です。大事な人を大事に思うだけじゃなくて、具体的に大事にする仕方を考えました。ほんとにほんとにほんとにほんと~に素敵な企画でしたっ✨とにかくまずもう、ツルリンゴスターさんが素敵すぎるお方で担当学スタ一同さらに大ファンとなりました!!

そんなゲスト企画についてはこちらにたっっっぷりと書いておりますので是非ともチェックお願いします。

【開催報告】WASEDA LGBTQ+ ALLY WEEKS 2024「ツルリンゴスター作品から考えるAllyの在り方」

そして最後にこちらの企画、

Ally道場 入門編(2024/12/2)

この記事の冒頭でAlly(アライ)について説明いたしましたが、この企画はまさにそんなAllyに特にフォーカスを当てた企画!Allyを増やそう、Allyとしてレベルアップしようという企画です。入門編ということで、基礎知識からレクチャーを行い、ジェンダーやセクシュアリティについて初めて勉強する方、知識に自信がない方も参加しやすい企画でした!

詳しくは、例のごとく記事にまとまっておりますので、ぜひのぞきに行ってくださいね!

【開催報告】 「Ally道場 入門編」(2024/12/2)

イベントを終えて

私は、Allyという言葉をGSセンターに入ってから知りました。

そんな無知に近い状況から始めた学生スタッフの仕事ですが、今年の自分の目標として『「Ally」と思ってもらえるようになる』と掲げました。

そんな中で迎えたWASEDA LGBTQ+ ALLY WEEKS 2024。

イベントを通してAllyとなるには、すべての人たちを大事にするには、具体的にどうしたらいいのかを共に考えさせていただいたり、

「こんな私でよければ、共に歩かせてください、戦わせてください。」といった気持ちでパレードに参加したりと、

実際に何か行動をしてみるということができた期間だったかなと思います。

期間を終えてから、最近ずっと感じていることは

Allyを目指そうと進めば進むほど、
Allyが遠くなっていくということです。

過去の自分に落胆したり
なかなか変われない自分に腹が立ったり

こんな私がここにいていいのだろうかと感じることも多くなりました。

それを受けて思うのは、
『「Ally」と思ってもらえるようになる』は永遠に達成されることのない目標だろうなということ。

進めば進むほど
自身の未熟さがどんどん露わになって、すごく落ち込みます。

きっと自分が自分に満足することはなくて、『「Ally」と思ってもらえるようになる』は永遠のテーマとしてずっと進み続けるしかないのだと感じています。

刺激的な WASEDA LGBTQ+ ALLY WEEKS で2024でした!

ここまで読んでいただきありがとうございました!

笑顔でプログレス・プライド・フラッグを振るワセダベアの写真

笑顔でプログレス・プライド・フラッグを振るワセダベア

GSセンターは、早稲田大学のLGBTQ+(性的マイノリティなど)学生や、ジェンダー・セクシュアリティに関心のある全ての人(アライ含む)の居場所であり、誰もが自由に利用できるセーファースペース兼リソースセンターです。

Page Top
WASEDA University

早稲田大学オフィシャルサイト(https://www.waseda.jp/inst/gscenter/)は、以下のWebブラウザでご覧いただくことを推奨いたします。

推奨環境以外でのご利用や、推奨環境であっても設定によっては、ご利用できない場合や正しく表示されない場合がございます。より快適にご利用いただくため、お使いのブラウザを最新版に更新してご覧ください。

このままご覧いただく方は、「このまま進む」ボタンをクリックし、次ページに進んでください。

このまま進む

対応ブラウザについて

閉じる