Gender and Sexuality Center早稲田大学 ジェンダー・セクシュアリティ・センター(GSセンター)

News

【参加報告】早稲田大学オープンキャンパス2022 (2022/8/6 & 2022/8/7)

2022年8月6日・7日に開催された 早稲田大学オープンキャンパス2022に参加しました! 

GSセンターは、2022年度早稲田大学オープンキャンパスに参加しました。対面での参加は実に3年ぶりで、トークイベントを開催したり、多くの方に実際にGSセンターを体感していただくことができました。

GSセンター見学ツアー(日本語、漢語・中国語(中文)、英語に対応

見学ツアーと称して、GSセンターが成立した経緯や活動内容、センター内の紹介を来室された方に行いました。学生スタッフがローテーションでGSセンターの説明・案内にあたり、見学者からの様々な質問に答えました。2日合わせて185人がGSセンターに足を運んでくださり、こんなに沢山の方が興味を持ってくれているのだと実感することができました。 

見学者からは、「早稲田ではこんな形で学生参画ができるんだ」「早稲田にはこんなセーファースペースがあるんだ」といった声を実際に聞くことができ、普段より幅広い人たちを対象としているからこその気づきもありました。 

 GSセンター内の書籍を手に取ったり、配布チラシを持って帰る方もおり、無料で引けるガチャガチャも大好評で、多くの人に楽しんで頂けたようです。 

 今年の気づきを来年以降にも活かし、これからも楽しい、そして学べる企画をオープンキャンパスで開催していきたいです。 

テーマトーク(日本語に対応)

 2日間にわたり計4回「『大学生 ファッション』で検索しても分からないこと」と題したテーマトークを行いました。 

自己紹介をした後、まずはメイクやヘアカラーなどのファッションに関する校則の話をしました。やはり参加者の方が通っている/学生スタッフの通っていた学校によって様々で、またその校則をどれくらい守るか/守らなければいけない雰囲気になっているか、なども違いがありました。 

その後、実際早大生はどのような格好で通っているのか、という質問にそれぞれ学生スタッフが答えたり、参加者の方が大学生になったらどんな格好がしたいか、と言ったことを話し合いました。 

どの回も10人未満の少人数で開催したことで、より質問しやすい雰囲気を作れたのではないかと思います。どのくらいの人が髪を染めているのか、などヘアカラーについての話題は毎回あがっており、予想していたものの、やはり受験生にとって気になることのようです。 

それぞれの学生スタッフ自身、そして学生スタッフの周りにいる人の格好の話も興味深く聞いていただけたようで、受験生の方の参考になったら幸いです。 

そして、最後に時間は短いですが講義パートを設けました。せっかくGSセンターのイベントに来ていただいたので、ジェンダーに関する知識も少し持ち帰ってほしいな、という気持ちで用意しました。ファッションとも大いに関わっているジェンダー表現について説明するために、「シスジェンダー前提の性別二元論」トランスジェンダー、ノンバイナリー/Xジェンダー、シスジェンダーのコンセプト、性の四要素(ジェンダー・アイデンティティ、表現する性、好きになる性、出生時に割り当てられた性別)」、そして表現する性はジェンダー・アイデンティティや出生時に割り当てられた性別と「一致」する必要はないことについて簡単に紹介してクロージングとなりました。 

また、終了後のアンケートで「自分が女性であると思っていても表現する性は違っていいのだと知れて安心しました。」という感想をもらえて胸がいっぱいになりました。今回のテーマトークを企画するにあたって、ジェンダーアイデンティティ、出生時に割り当てられた性別、表現する性の三位一体を揺るがしたいという思いがありました。関連しあっていたとしてもそれぞれ別の要素であること、「女だから女らしい格好をしなければならない」といったような規範に従う必要はないことなどが少しでも伝わったのなら、これ以上嬉しいことはありません。 

今年学んだことを生かし、来年もさらに受験生の方に楽しんでいただけるような、そしてGSセンターの役割とつなげられるような企画を開催できるよう頑張ります! 

ジェンダー・セクシュアリティに関する個別相談(日本語、英語に対応)

オープンキャンパスの2日間、通常は早稲田大学に在籍する学生、その保護者、教職員のみが利用できるジェンダー・セクシュアリティに関する個別相談を、早稲田大学の受験を考えているご本人、およびご家族やご友人、支援者、保証人の方にご利用していただけるようにしました。 

ジェンダー・セクシュアリティに関する相談を受けることに専門性のあるGSセンターの職員2名が日本語と英語にて相談を受け付けました 

学生参画運営委員会(SPEC)企画「W Talk」(現役早大生によるトークライブ)参加(日本語に対応) 

大学運営に携わっている現役早大生たちが、活動の内容や魅力、学生生活の様子などについて話したり、質問にリアルタイムで答えたりするトークライブに、GSセンターの学生スタッフ1名が参加しました。毎回会場は満席で、たくさんの方にご参加いただきました。 

このトークライブでは、学内の他個所の方々と一緒に登壇したことで、GSセンターの特徴や魅力に改めて気づき、同時に発信することができました。また、いただいた質問には広く大学生活や受験のことについてのものもあり、一早大生としても、聞いてくださった方々にとって参考になっていましたら幸いです。  

GSセンター紹介ポスターの掲示・動画の公開 (主に日本語、一部英語に対応) 

GSセンターの活動を紹介したポスターを作成し、SJCの展示ブースにて掲示しました。また、動画も作成し、SJCの展示ブース内での上映、早稲田大学体験WEBサイトなどでの公開を実施しました。

終わりに 

来年度以降も、早稲田大学スチューデントダイバーシティセンター・GSセンターのことを様々な角度から知っていただくためのオープンキャンパス企画を考えていきたいと思います。ご参加と応援をありがとうございました。 

GSセンターは、早稲田大学のLGBTQ+(性的マイノリティなど)学生や、ジェンダー・セクシュアリティに関心のある全ての人(アライ含む)の居場所であり、誰もが自由に利用できるセーファースペース兼リソースセンターです。

Page Top
WASEDA University

早稲田大学オフィシャルサイト(https://www.waseda.jp/inst/gscenter/)は、以下のWebブラウザでご覧いただくことを推奨いたします。

推奨環境以外でのご利用や、推奨環境であっても設定によっては、ご利用できない場合や正しく表示されない場合がございます。より快適にご利用いただくため、お使いのブラウザを最新版に更新してご覧ください。

このままご覧いただく方は、「このまま進む」ボタンをクリックし、次ページに進んでください。

このまま進む

対応ブラウザについて

閉じる