「カミングアウトして就活したいけど、どうすればいいんだろう?」
「LGBTフレンドリーな会社ってどんなところ?」
「自分らしく働くってどういうこと?」
これらの就職活動や将来への疑問について、GSセンター学生スタッフと参加学生が共に考えた「LGBTs就活・就労交流会」。11月20日に行った交流会には、当事者として実際に働く社会人の方3名をゲストとしてお招きし、さまざまな実体験や就活・就労に向けた考え方を語っていただきました。
当日は他大生を含む8名の学生と早稲田大学キャリアセンターの職員が参加。ゲストの方からは、一般的な側面として「何を基準に受ける会社を選んだか」、セクシュアリティに関する側面として「就活の際にセクシュアリティをカミングアウトしたかどうか」「職場に当事者コミュニティがあるか」など、自身の体験談をもとにしたトピックが挙げられました。
そして、参加者から事前に募集した質問に沿ったテーマトークと質疑応答のセッションをしました。「LGBTフレンドリーかどうかで会社を選んでいいものか」など質問がありました。
当事者の社会人の方から、実際に経験した就活・就労の話を伺うことができました。特に、ゲスト3人の就活状況がそれぞれバラバラだったのが、多様な就活・就労の形を知る意味で非常に大きな意義がありました。私も学生スタッフとして運営しつつ、実際に就活を控える立場として勉強になるお話が多くありました。個人的に、体験談に関して「やりたいことで仕事を選ぶのもいいが、仕事しやすい環境かどうかで選ぶという選択肢もある」というお話が印象的で、仕事を選ぶ基準を改めて考えるきっかけとなりました!