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【レポート】大隈塾特別講義 BS朝日「激論!クロスファイア」 公開収録

「21世紀日本の構想」(大隈塾)は7月24日、塾頭の田原総一朗さんが司会を務める討論番組「激論!クロスファイアー」(BS朝日)とコラボレーションして特別講義を行いました。

櫻井2

この大隈塾特別講義は毎年開講されていますが、今年は「激論!」の番組放送300回を記念した大隈講堂での公開収録。ゲストにはジャーナリストの櫻井よしこさん、漫画家の小林よしのりさん、評論家の東浩紀さんをお迎えし、大隈塾の受講生ほか早稲田大学の学生、一般の聴講者合わせて600名超とのタイトル通り「激論!」となりました。

内容は二部構成。第一部は小林よしのりさんと東浩紀さんが登壇して、「これからの日本はどうなるのか」というテーマで議論が進んでいきました。民主主義とは何かをフランス革命から説き起こし、その根底にはナショナリズムがあると小林さんはいいます。さらに、イギリスがEUからの離脱を決めた国民投票も、EUの共同体の精神よりも英国のナショナリズムが勝ちを収めた結果だと評しました。

小林・東3

7月の参議院議員選挙で与党と改憲派が議席の3分の2を占めたことで、憲法改正への道筋がつけられましたが、小林さんも東さんも「改憲か護憲か、ではなく、憲法の内容をきちんと問うべきだ」ということで意見が一致。ただし、「憲法は国民が政府を縛るものであり、政府が国民に義務付けするものではない」し、立憲主義に立ち戻ってからの憲法改正を求めました。

一方、櫻井よしこさんも歴史から「これからの日本はどうなるのか」を思考するべきだし、自分の好みの情報に接するだけではなく、いろんな情報や意見に接して自分で意見を構築する大切さを訴えました。これは大隈塾のキーコンセプト「自分のアタマで考え、自分の意志で行動する」と同じで、田原塾頭もさかんにうなずいていました。

この公開録画は8月6日土曜日午前10時から、2時間スペシャルとしてBS朝日で放送されました。

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