IEEE ACM SC2018:Super Computing 2018技術展示会に出展しました。
- アドバンスト・マルチコア・プロセッサ研究所
- 開催日:11月11日(月)~16日(金)
- 展示会名称:IEEE ACM SC2018:Super Computing 2018
- 会場:アメリカ・テキサス州ダラス
- 展示内容:OSCARコンパイラ、新規開発ベクトルマルチコアプロセッサのFPGA上での評価に、ARMホモジニアスおよびヘテロジニアスプロセッサ上での電力削減及び性能向上のNECパーソナルスパコンAurora-Tsubasa上でのOSCARコンパイラの性能に関する技術展示・デモ
IEEE ACM SC(スーパーコンピューティング)は高性能コンピュータに関する世界最大の会議で毎年1万人以上の参加者があります。2018年度はテキサス州ダラスKAY BAILEY HUTCHISON CONVENTION CENTER DALLASで開催されました。今年のSC2018は笠原教授(当研究所長)が会長をしているIEEE Computer Societyが運営を行った30周年記念大会であり、1万3千人以上の参加者がありました。
研究展示を行なうエキジビションは11月12日から17日まで行われ、御支援いただいた技術展示はITBLブース中に出展することにより、広大なエキシビジョンルームの中の米国大企業が集まる中央部で展示ができると共に、SC主催学会IEEE CS会長としてアワードプレナリーセッションを取り行なうことにより、世界の早稲田の存在感と最先端性を世界の方に示すことができました。
〈画像1〉4000人以上が参列したSCプレナリーセッションでのHigh Performance Computingにおける最高峰の賞であるSeymour Cray, Ken Kennedy, Sidney Ferbach賞の笠原教授からの授与の写真です。
〈画像2、3〉ITBLコミュニティ(大学間共同ブース)にてポスター4枚と小型プロジェクターを用い、研究中のオスカー自動並列化・電力削減コンパイラと新規開発中のオスカーベクトルマルチコアプロセッサのFPGA上での処理性能紹介とARM Big Littleプロセッサを用いてカメラ撮影動画像からの人の顔の認識とその際の消費電力削減、及びARM AS4コアを用いたマルチメディアアプリケーションの高速化と電力削減のデモ、NECパーソナルスーパーコンピュータAurora上でのOSCARコンパイラによる並列処理性能の紹介を行いました。