本学教職員が主催する講演会・イベント等を案内・周知する場合は、配慮が必要な方向けの告知文を入れ、ご希望があった際には合理的配慮提供を行っていただくことを全学的な取り組みとして進めております。下記文例をご参考のうえ、合理的配慮を行う旨の告知文を掲載して、ご案内ください。
なお、配慮が必要な方への周知を早くするため、講演会・イベント等の開催案内は、可能な限り早めに行うようご配慮ください。
<告知文例>
配慮が必要な方へ
文字通訳、手話通訳、場内誘導、座席の確保、お子様連れでの参加等について配慮をご希望の方は、原則として開催日の4週間前までにご希望の内容をお知らせください。ご相談のうえ、できる限りの対応を検討させていただきます。
以下に想定される質問と主な対応例を示しますので、講演会・イベント等開催の際、実施してくださいますよう、お願いいたします。対応内容にご不明な点がございましたらダイバーシティ推進室へご相談ください。ご本人のご要望や主催者のご事情も伺いつつ、配慮方法を提案いたします。
なお、聴覚障がいの方への支援でPC文字通訳・手話通訳の紹介を希望する場合は、別紙「講演会・イベント等における文字通訳者・手話通訳者の紹介手順」に沿って、お手続きをお願いいたします。
・肢体不自由
想定されるご質問(ご要望) | 主催者側の対応例 |
車いすで参加したい。 | ・車いす通行の動線確認や駐車場の確保をしておく。 ・会場に参加スペースの確保や可動式の椅子やテーブの 用意を行う。 ・構内入口や会場近辺から会場までの誘導を行う。 |
車いす用のトイレはあるか。 | ・「だれでもトイレ」の場所を確認し、スタッフ間で共有する。 |
・聴覚障がい
想定されるご質問(ご要望) | 主催者側の対応例 |
通訳支援は受けられるか。 | ・PC文字通訳(音声情報をPC入力によりPC画面またはスクリーン投影に表出させる方法)か手話通訳のいずれを希望するか確認のうえ、原則開催4週間前までにダイバーシティ推進室へ別紙「情報保障通訳紹介依頼書」により紹介申請を行う。その後開催内容の連絡等、通訳との調整を行う。(詳細は、別紙「講演会・イベント等における文字通訳者・手話通訳者の紹介手順」参照。 ・PC文字通訳の場合は、必要に応じて、表示用PC・プロジェクタ・スクリーン等を用意する。 ● 機材の構成イメージ |
撮影映像を後日公開してもらえるか。 | ・後日、講演会等の動画をインターネット配信する際に字幕を付す。(手話通訳の撮影は業者に要事前相談・有料) ※通常の会場撮影では通訳者が映らないように注意する。 |
・視覚障がい
想定されるご質問(ご要望) | 主催者側の対応例 |
誘導支援は受けられるか。 | ・構内入口や会場近辺から会場までの誘導を行う。 ・誘導する際は、指示語の使用は避け、具体的な言葉を用いる。(×「そこ」→○「あなたの右」) ・動線に点字ブロックや点字案内があるか確認しておく。 |
配布/投影資料を特別に加工し提供してもらえるか。 | ・文字を拡大した資料または電子データ化した資料を提供する。(業者からの提供は有料。) |
・施設
想定されるご質問(ご要望) | 主催者側の対応例 |
授乳室や親子で休憩できるスペース、オムツ交換ができる場所はあるか。 | ・早稲田・戸山・西早稲田・所沢キャンパスに授乳室があり、その室内には親子で休憩できる託児スペースがあるので案内する(西早稲田・所沢キャンパスはダイバーシティ推進室Webサイトより事前利用申請必要)。 ・オムツ交換台等の場所は「UDマップ」を渡して案内する。 |
・託児
想定されるご質問(ご要望) | 主催者側の対応例 |
どのような託児サービスを受けられるか。 | ・会場の近くに託児用の部屋を用意し、託児スタッフを手配する※予算が無い場合、上記の託児スペースを利用し関係者間で責任をもってお子様を見る、というような工夫をされているケースも有り ・託児業者紹介を希望する場合は、学生生活課への業者紹介・概算見積依頼が可能(依頼は開催3週間前までが目安)。※但し主催者予算での支出 |
「早稲田大学UD(ユニバーサルデザイン)マップ」では、各キャンパス内のスロープや車いす対応トイレ、エレベーターなどバリアフリー情報を掲載しています。
本学に対して合理的配慮を求める場合、あるいは就労環境上で働きにくさを感じた場合は、ダイバーシティ推進室等の以下窓口までご相談をお願い致します。なお、ご相談された際のプライバシーは保護されます。また、相談があったことで不当な扱いが生じる事はありません。
※以下窓口にもご相談頂くことができます。
【教員】所属箇所事務所、教務部教務課(外線:03-3204-2253、内線:71-2075)
【職員】人事部人事課(外線:03-3204-1633、内線:71-2515)