Office for Promotion of Equality and Diversity早稲田大学 ダイバーシティ推進室

長時間働けないからこそ見えてくるもの 学生生活課専任職員・福山小帆里

連載 ワークライフバランス挑戦中! 第17回

長時間働けないからこそ見えてくるもの

学生生活課専任職員 福山小帆里

職員になって、15 年が経ちました。今まで経験した職場は、3 箇所。それぞれの箇所で子どもを1人ずつ出産し、気付けば3 人の母となりました。

第1 子を妊娠する前は、それこそ仕事に夢中の毎日でした。新卒で最初に配属されたのは、エクステンションセンター。上司や先輩、関連会社やアルバイトの皆さんに助けられ、教員の方々には見守っていただきながら、全力で仕事に向き合いました。社会人になりたてで要領を得ないこともあり、定時で帰ることがまずない毎日。繁忙期には、事務所を最後に出る日も数知れず。新米社会人として、仕事の量に向き合い、素直な気持ちを持ちながら人にも真摯に向き合う。走りながら誠実に仕事をすることの大切さを学んだ、充実した日々でした。

結婚してもしばらくはそのような働き方でしたが、第1 子を妊娠してから、働き方を変えることになりました。つわりがひどい体質で、定時の時間内で働くのがやっとの状況が、すべての妊娠時で出産前まで続きました。出産後、3 人とも0 歳から保育園に預け職場復帰しましたが、今度は保育園のお迎えで残業ができない上、子どもたちに体力がつく3 歳くらいまでは、仕事中に保育園から呼び出しがかかることも数知れず。私も夫も実家が遠く応援を頼むことが難しいため、夫と半休を取り合い、昼休みの時間帯に交代して子どもを看るなど、病気になるたびに半休や全休をいただかざるを得ませんでした。

2 箇所目に配属されたレジデンスセンターでは、異動初日にさあ初心に戻ってがんばろう!と思っていた矢先、「お子さんが水ぼうそうになりました」と保育園から電話があり、そのまま数日間お休みをいただいたこともありました。

長時間働けない、急にお休みをいただくことがある状況の中、常に時間配分や業務の前倒しを考え、今まで以上に周りの方々との連携を意識して働くようになりました。「情報共有をしながら業務を遂行すること」が必須な立場であるからこそ見えてくるものを、日々の業務やその改善に落とし込んでいこう。常にそう強く意識しながら仕事を進めています。

現在勤務している学生生活課では、次男が0 歳の間は育児・保育時間(時短勤務)、1 歳になってからは育児のための所定時間外勤務の免除を申請し、定時までの勤務とさせていただいています。私の状況を理解してくださる上司、担当業務に定時を超えるものがあればバトンタッチで進めてくださる同僚の皆さん、一緒に働いている派遣スタッフの方や学生スタッフ(学生生活課にはスチューデントジョブとして働いている学生が数名います)の皆さんがいつも快くサポートしてくれるからこそ、仕事と家庭の両立ができている現在。

妊娠・出産は、プライベートでは大変喜ばしく大切なことですが、職場には間違いなく負荷をかけてしまうことでもあります。産休や育休の取得や、子育てしながら働き続けられるのは、本学の恵まれた制度のもと、職場の皆さんのご協力があってのものです。幸いにも私はいつも人に恵まれ、温かく応援してくださる方々に囲まれてきました。その応援の気持ちに応えられるよう、真摯に仕事に向き合うことで恩返ししていきたい。そして、子育てしながら働き続けたいと考える職員の皆さんに、こんな働き方もあるんだと思っていただけるよう、これからも日々精進していきたいと思います。

略歴

本学商学部を卒業後、2003 年に入職。2003~2010 年、エクステンションセンターにて社会人向け公開講座の企画、短期留学プログラム等を担当。2010~2016 年、レジデンスセンターで学生寮の広報業務等を担った後、2016 年6 月より学生生活課にて勤務。現在はサークル関連の業務に携わっている。

家族構成

夫と息子(9 歳と1 歳)、娘(6 歳)の5 人家族。

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