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戸山キャンパス若手研究者のランチ会2017
「自分らしく歩みたい研究者、それぞれのワーク・ライフ・バランス」開催報告

戸山キャンパス若手研究者のランチ会 2017

「自分らしく歩みたい研究者、それぞれのワーク・ライフ・バランス」

 

2017年12月18日に文学学術院とキャリアセンターご協力のもと、戸山キャンパス33号館16階10会議室において、研究者を目指す学部学生や大学院生・助手・助教・教員・研究者支援に関わる職員29名の参加者により、研究とライフイベントについてランチ会が開催されました。

冒頭、開会の挨拶として草柳千早先生(文学学術院教授)よりランチ会開催の趣旨説明と「研究キャリアについて共に考える場として、また研究分野を超えたネットワーク作りの場として活用してほしい」とのお話がありました。その後、参加者の自己紹介があり、研究と子育てや介護とのバランスのとり方や、キャリア設計、指導教員や研究への取り組み方など、若手研究者が直面している生活上の悩みや問題が参加動機として語られました。また、こうした話題について相談できる相手がいないためランチ会に来たという声もありました。

はじめに、豊田真穂先生・田辺俊介先生より研究とキャリア、私生活、特に子育てなど家庭生活にどのように取り組んでいるかについて実体験を踏まえたお話を頂きました。

その後、全体で自由な質疑応答、意見交換が行われ、生活上の悩みや問題について次々に質問や話題が出ました。今回のランチ会で主たる話題として想定していた「出産・育児との両立」については、日曜祝日や夕刻以降の勤務での育児サポートのやりくりの困難さなど、具体的で切迫した問題が語られるとともに、妊娠中やこれから子供を持つことを考えている方々からも不安・心配が語られました。特に若手女性研究者にとっては、「研究と出産」が「研究か出産か」の二者択一になりがちで、葛藤・プレッシャーを強く感じる時期であることが鮮明になりました。また、親や祖父母の介護、祖父母を介護する親のサポートを抱えている若手研究者達から、研究や学業の継続が困難となっていることも語られました。さらに、健康上の問題についても話題が及び、周囲の理解を得難い中、健康不安を抱えながらキャリアを発展させていくことの難しさに直面していることも明らかになりました。加えて、非常勤や大学院生など自分を不安定で弱い立場にあると認識している若手にとっては、上記の事情について話すことがキャリア上不利になってしまうという恐れや不安が先に立つため、言い出せず無理を重ねてしまいがちであることなど、専任職に就いている研究者とは異なる深刻さが浮かび上がりました。その他、研究者への適性や、指導教員との関係、研究テーマについてなど研究や学業そのものに関する悩みも語られました。

話は尽きないままに時間切れの閉会となりましたが、参加者からは「悩んでいたこと、苦しいと思っていたのは自分だけでないと知ることができ、少し気が楽になった。話し足りない、もっと話を聞きたいとも思った」「皆さん大変な状況の中研究を続けていることを知り、自分ももっと頑張らねばと思った」「仕事(研究)と家庭のバランスをうまく取れず、研究を続けていくかどうか日々悩んでいるが、皆さんもそれぞれ色々な事情を抱えて研究をしていることが分かり、元気と活力をもらえましたという言葉が寄せられました。

今回は戸山キャンパスで、若手研究者の置かれている状況の共有やネットワーキングを目的として企画しましたがランチ会を通じて見えてきたのは、若手研究者が共通して抱えている課題は、想像以上に多様であるということでした。、今後この問題に対して文学学術院や関係教職員と共に認識を深め、より組織的・制度的なサポートを検討していきたいと思います。

 

以 上

*開催報告(PDF)のダウンロードはこちらから

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