昭和59年の日韓両国首脳会談における共同声明の趣旨と昭和60年の日韓国交正常化20周年を踏まえ、昭和62年度から韓国と日本の両政府が共同で実施する「日本・韓国青年親善交流事業」の課題別視察として、7月27日に韓国青年30名の皆様が早稲田大学を訪れました。「グローバル化時代におけるダイバーシティの必要性」をテーマとした1日のプログラムをとおして、韓国の学生らと早稲田大学の学生が各々の所属大学の現状や個人の視点を踏まえ考え、互いの意見を交わし共有する、大変有意義な時間を過ごすことができました。
午前のセッション
キャンパスツアーに続いて、ダイバーシティ推進室より「早稲田大学ダイバーシティ推進室の取り組み」、スチューデントダイバーシティセンターより「多様な学生への支援活動」について講演をおこないました。
昼食交流会
スチューデントダイバーシティセンターの学生スタッフや支援学生と共に立食形式での昼食交流会をおこないました。ICC学生スタッフによるあたたかいウェルカムスピーチにより、同世代の学生同士すぐに打ち解けることができ、和やかな交流時間となりました。
午後のセッション
事例提起として、「アイデンティティの多様性と衝突」(国際教養学部4年)、「障がい学生支援室の取組み」(障がい学生支援室職員)のプレゼンを受けた後に、日韓の学生が4グループに分かれたディスカッションをおこない、自国の現状や個人の考えを共有したうえで、ダイバーシティ推進のために自分たちができることは何かをグループでまとめ、発表をおこないました。
最後に皆で記念撮影。
韓国青年の皆様、今回交流した早稲田大学の学生にとって、今回の交流が、今後身のまわりのダイバーシティ推進を考えるうえでのよい体験となればと思います。