ジェンダーサミット10 ・中高生向けサテライトイベント(5/25~27)参加および報告
2017年5月25、26日、「Better Science and Innovation through Gender, Diversity and Inclusive Engagement(ジェンダーとダイバーシティを通じた科学とイノベーションの向上)」をテーマに2017年度ジェンダーサミット10が開催され、本学より、理工学術院 基幹理工学部 表現工学科の尾形哲也教授が、当イベントのポスターセッションに参加しました。
また、翌日5月27日(土)には、ジェンダーサミット10サテライトイベント リコチャレ! 共催イベント in 2017「進路で人生どう変わる? 理系で広がる私の未来」が開催され、医師そして宇宙を舞台にご活躍された向井千秋さんなど、理系分野において国内外で活躍する登壇者から、将来の進路を考える中高生、保護者や関係者に向けて、ご自身の経験談やメッセージが送られました。
早稲田大学からは、プログラム「リケジョ経験談」として、大学院基幹理工学研究科 情報理工・情報通信専攻 修士1年の新保薫子(しんぼゆきこ)さん(前原研究室)が登壇し、大学生・大学院生から見た理系の魅力や理系女子のメリットなどを来場者に伝えました。ご自身の研究内容や国際学会への準備など、大学での研究活動の様子がうかがえる話から、アルバイトやサークル、趣味の海外旅行などの充実したキャンパスライフについて、また、「研究成果が未来の技術を支える!」「将来の選択肢が広がる」との理系の魅力や面白さなど、中高生にとって近い将来を描ける一助となったのではないかと思います。
その後のプログラム「理系社会人のホンネ座談会」(ファシリテーターとして、本学大学院理工学研究科修了・矢部純代さん)では、研究者、独立行政法人、企業など様々な理系分野で活躍する社会人が家庭と仕事の両立なども含む多彩な理系の魅力に関するお話があり、プログラム最後の特別講演では、本学創造理工学部の玉城絵美准教授より、「SFを実現する情報科学」と題した講演の中で、「皆さんの今後の進路と人生についてこの講演を通していっしょに考えましょう」と、中高生の目線に立ったメッセージが伝えられました。
玉城絵美准教授の研究について、本学では、キャンパスナウ2014年盛夏号で、以下の記事を掲載しています。
人の手を“ロボット化”する「ポゼストハンド」で世界中の人々と感覚を共有する未来へ
玉城絵美人間科学学術院助教(肩書は2014年当時)