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ランチョンミーティング 「研究とライフイベントの両立について話しませんか?」 開催 ワークライフバランス・サポートセンター 2014年度交流事業第12回

研究者とライフイベントの両立をテーマに、西早稲田キャンパスでランチョンミーティングを開催しました。今回は趣向を変え、対象を研究職志望者や女性に限定せず、ライフイベント仕事を両立するためのコツを話題に参加できる会としました。

膳場百合子先生(理工学術院准教授)をお招きし、研究職を志望する女性のみならず、企業就職予定の女性が集いました。

141208a配布資料をもとに【研究や教育と子育てを両立しながら長く働き続けるコツ】【両立を実現するためのパートナーシップの築き方】【仕事(研究職)のチャンスをつかむコツ】の3点に絞って、ご自身のご経験からお話がありました。

【研究や教育と子育てを両立しながら長く働き続けるコツ】については、(1)自分の専門を持つ (2)自分の家族の健康管理をする (3)家族に「この人は働いている方が良い」と思ってもらう、という3点を強調されました。(3)のポイントについては、愚痴よりも働くやり甲斐の楽しさを多く語るとよい、自分の収入があることで家族が潤う使い方をすると家庭が円満だ、と家族関係の構築についての助言もありました。

【両立を実現するためのパートナーシップの築き方】については、(1)配偶者の家事育児能力が低い段階でも、能力を高める機会を奪わない (2)子どもの学校・地域活動に参加する機会を配偶者に持たせる (3)仕事をお互いに尊重する、という3点について、具体的なエピソードを披露されました。家事育児スキルの高さや効率よりも、パートナーと子育ての楽しさを分かち合うという視点で、パートナーシップを捉えることの大切さを力説されました。

最後の【仕事(研究職)のチャンスをつかむコツ】については、(1)履歴書(業績・教歴・空白期間を作らない等)を整える (2)機会を大切にする (3)仕事に意欲があることを周囲にアピールする、というポイントと共に「論文執筆の作業計画」の作り方について、具体的な作業手順も明らかにされました。計画を立てる際には、何も予定を入れない予備日を入れることが、子どもの発熱など突発的な出来事に左右されないコツであると伝授されました。

参加者からは、「就職するにあたり、仕事の心配ばかりしていたが、結婚・出産について考え始める良いきっかけとなった」「すごく参考になり、ポジティブな考えになった。最近悩んでいた気持ちが晴れたような感じがして嬉しい」「周囲は、出産後は、女性が休学するのが当たり前のことだと思っていたようだが、今日の話を聞いて研究を続けるのはいいことだと思った」と感想が寄せられました。

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サポートセンターでは、今後も定期的につながり形成の契機の場としていただく交流事業を開催してまいります。みなさまの積極的な参加をお待ちしております。

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