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ランチョンミーティング 「文系研究者を目指す女性のみなさん集まれ!」 開催 ワークライフバランス・サポートセンター 2014年度交流事業第5回

ランチョンミーティングは、研究職を目指す参加者同士の緩やかなつながりを形成するためのきっかけの場づくり、研究・学業というライフイベントの両立について、ゲストの話をヒントにしていただくことを目的として行っています。

140718a今回は文系研究者のキャリアをテーマに、渡辺愛子先生(文学学術院教授)をお招きして開催しました。前半は村田晶子先生(文学学術院教授)にもお越しいただき、結婚・子育てなどのライフキャリアを含む、研究職キャリアの軌跡を、文系研究職志望の女性と共に語り合う場となりました。

参加者層は、学部1年生から博士後期課程まで幅広く、大学院生は「女性研究者を目指す女性が身近におらず、出会う機会もない。特に、子育てと両立しているロールモデルと出会う機会はさらに少なく、話を聴ける機会がない」など両立についての不安を抱いていました。学部学生は「研究者として働くイメージが漠然としている(自分の研究が世の中の役に立つのか・研究職に就いて生活できるのか)」など、研究職について知りたいというニーズを抱いていました。

渡辺先生からは、学生時代から現在に至るまでのご自身のキャリアの軌跡についてお話がありました。子育てと両立するために、仕事や家庭でどのような工夫をされているかなどについても、率直に開示されていました。また、お一人おひとりの自己紹介に添えて語られていたキャリアの課題について、ご自身の経験も交えつつ、丁寧にコメントをされていました。

140718bまた、研究職を目指す女性は、大学院生になったら査読付き論文を執筆することと同時に、教歴を持つことを意識すると良い、などというアドバイスの他に、論文は掲載されている媒体によっても差が出るため、どのような媒体への掲載を目指すと良いか、教歴を持つためのコツ、採用側からみた際にどのような業績を持っている人が魅力的に見えるかになどについて、具体的で丁寧なアドバイスがありました。

子育てをしながらの研究については、「子育てを始めてから、研究の仕方が変わった。人間的におおらかになったような気がする。心配事を抱えていてもうまく切り替えられるなど、自分を苦しめるような完璧主義を脱し、いい意味で割り切れるようになった」と、両立のメリットが語られました。

参加者からは、「研究者としての生活を知ることができて参考になった。具体的な体験談を聞けて良かった。同じように研究者を目指す女性がいることが実感できてよかった。」という感想が寄せられました。

今後の予定

サポートセンターでは、2014年度後期も交流事業を開催いたします。次回は、10月に所沢キャンパス、11月に早稲田キャンパス、12月に西早稲田キャンパスでの開催を予定しております。
みなさまのご参加を、お待ちしております。

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