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言葉を伝える 届ける 五感に訴える プレゼン力UP講座 開催 ワークライフバランス・サポートセンター 2014年度交流事業第3回

140620a本学教育学部OB、演劇集団キャラメルボックス製作総指揮&音楽監督の加藤昌史氏を講師にお迎えし、学生・教職員115名が、マイクなしの迫力ある2時間、五感に訴えるお話に惹きこまれました。
自分を伝える/コミュニケーションが苦手と寄せられる声に応え、研究・仕事に欠かせないプレゼンテーション、その表現力を、人に言葉や情報を伝えるプロフェッショナルである演劇人の先輩から学んでいただく趣旨です。

冒頭、男女共同参画担当齋藤美穂理事より、大隈重信侯の「男女複本位論」に拠って、大学女子教育の魁である本学の歴史が繙かれ、Waseda Vision150 に基づく教育・研究の質の向上を図るには、男女共同参画の推進が肝要と挨拶がありました。当推進室を中心に、学業と子育て・介護等との両立支援、キャリア形成支援等を行っており、その一環である本講座で学び、研究・仕事上の発表に生かしてほしい、本学における男女共同参画を一層推進していくと結ばれました。

140620b「一声 二顔 三姿」(イチコエ ニカオ サンスガタ)、今日伝えたいのはこれに尽きる、表現全てに通じると、響き渡る声で階段教室100人に語りかける2時間が始まりました。
講師を依頼された意図は、表現力の本質の伝授を期待されてであろうと構想を練った、プレゼンで大切なのは、五感に訴え言葉を伝える/届ける、これが重要と、「声」についての意識化が、ワークショップさながらに進行していきます。

先ず、「ありがとう」を伝える複数のバージョンを、伝える対象を替えて、加藤講師を相手に意識的に声に出す実技に、男子学生が挑戦。参加者にも、その違いが解る「ありがとう」に共感が湧き、挨拶ひとつでも、「記号」としてでなく、言葉に気もちをこめると、プレゼン力向上になるとの解説に、頷く姿が多く見られました。
独り暮しでもできる練習として、鏡に向かって毎日「おはよう」と口に出して自分を励ます、1日楽しくなり、自分の顔の客観的把握が可能になると体得術も披露されました。

140620c大きな声を出すにはと話が進み、参加者を動員して実験的な試みがなされ、伝えようとすると声量が上っていくこと、言葉にはベクトルがあり、集中して言葉を投げかけると、自ずと声も大きくなると会場全体で体感しました。
プレゼンは「表現する場」「声を出さねばならない“試合”の場」だと切り替え、伝えるというシチュエーションのスイッチを入れて大きな声を出そうと説かれ、熱心にメモを取る手が動きました。

さらに「心もち」について。興味がない人を対象とする/自分が好むものでない内容のプレゼンの場合にも、この話を聴いて!という「心もち」のこもった言葉を伝える方法として、自分の専門領域以外に、好きなものを1つ用意する、そのテーマについて1時間は話せるようにと伝授されました。
自分の研究/専門分野については客観視できない、客観視できる別の好きなものを1つ「核」にもち、説得力ある話ができるよう、と加藤講師の好物の“ラーメン”を例に語られました。就職の際、第一志望でなく、第二・第三志望について面接で語る際にも、この鍛錬は役立つと強調されました。

140620dここまで「一声」の解説で1時間以上が過ぎ、加藤講師は会場を自在に動いて参加者に次々と働きかけられ、促された5人が声を出す試みに挑戦したり考えたり、「言葉を届ける」ことに緊張しながらも向き合い、参加者全員で共有しました。

「二顔」「三姿」については、「声」に繋がっている、声が表情を創り姿を創る。顔は筋肉でできているので気もちをこめて喋ると表情が動いていく、声を鍛えて顔の筋肉を鍛錬しよう!と力をこめられました。自ら実行される「1人カラオケ」が鍛錬法。笑・泣・怒、この3つの感情を歌に乗せて爆発させよう、「一声 二顔 三姿」全てが鍛えられると推奨され、「やってます!」の声が会場から上りました。

最後に、「聴いてくれる人を飽きさせないよう、明るい声、明るい表情で上手に伝えようと考えず、伝えたいという気もちを伝える努力をする、そこに集中すると自ずと道が拓ける」と結ばれました。
その後、質疑応答が30分続き、早口にならないようにするには? 届けようと意識する、するとゆっくり話せるようになる。指導員として子どもを叱るポイントは? 叱る時には怒らない、叱る声のトーンを決める。人に話を聞いてもらえないという悩みには、伝わるように表情筋を鍛えるとよいなど、多くの示唆がなされ、迫力の2時間に渡る講演が終りました。

終了後、多くの感想が集まりました。「五感に訴える講座だった」「pptを使わない講師の話術の魅力に惹きこまれた」「実演がとてもわかりやすかった」「声の重要性が発見できた、ベクトルのある声を伝える努力をしたい」「意識して表情筋を鍛え、失敗体験の恥も怖がらない心でやってみようと思う」「表現する場所だと自分で思う/心のもちようというのが印象的で説明もなるほどと思った」「就職活動面接において相手が自分に興味をなくしていく自覚があったので、心もちを整えるうえで参考になった」「なんらかの核になる好きなものを語れるようになりたい」「裏の気もちを偽らずに“伝える力”を磨いていくことを、一言に集約させつつ、その実例が観覧席とのティーチャートークで次々に実現されていく光景が天晴れだった」と、加藤講師の伝える気もちの気迫を受けとめた声の数々が寄せられました。

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講義部分のDVD収録(約90分)が、西早稲田キャンパスのサポートセンターで視聴できます。事前にメールsupport-koryu@list.waseda.jpにて希望日時を予約のうえご利用ください。

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