『ワーク・ライフデザインカフェ in 政治経済学術院』開催について
研究者としてのキャリア形成を考えるうえで重要な「ワークライフバランス」について、一緒に考えてみませんか。研究者を取り巻く研究環境や社会環境の日米比較も踏まえ、講師による事例紹介を行います。トークセッションでは、コーヒーを片手にカジュアルな雰囲気の中で参加者同士が語り合い、悩みや不安を共有しながら、教育研究活動と家庭の両立における課題の改善や解決に向けたヒントを見出していきましょう。
- イベント名:「ワーク・ライフデザインカフェ in 政治経済学術院』
- 日時:2020年1月30日(木)14:00-16:00
・14:00-15:00 講師による講演
・15:00-16:00 参加者との意見交換
- 会場:早稲田キャンパス3号館1階 ICC(異文化交流センター)
- 言語:日本語・英語
- 対象:本学学生・教職員・研究者
- 入場無料/事前申込制(こちらからお申し込みください)
- 講師(アドバイザー):
Kellam Marisa 氏(政治経済学術院准教授)
※関連記事 ダイバーシティ推進室広報誌「さんかくニュース第22号(2019年9月発行)」掲載記事
「アメリカで、日本で、ワークライフバランス挑戦中」
栗崎 周平 氏(政治経済学術院准教授)
※司会進行:河村 耕平氏(政治経済学術院教授)
- 主催:ダイバーシティ推進室
共催:政治経済学術院/ICC(異文化交流センター)
後援:キャリアセンター
Kellam Marisa氏からのメッセージ
米国カリフォルニア育ちで早稲田に准教授として赴任して7年になります。今回のワークショップでは教員生活の中でのワークライフバランスについてどのように挑戦して来たのか前任校であるテキサスA&M大学での経験と比較しながらお話ししようと思います。
また早大でも前任校でも、夫も同じ学部の教員であること、夫婦間で同じ仕事内容であってもそれは夫婦間でワークライフバランスについての考え方が異なるということについて、私の経験を皆さんと共有したいと思います。
栗崎 周平氏からのメッセージ
日本の大学を卒業し、UCLAで大学院、ハーバード大学で研究員、テキサスA&M大学で助教授を務めた後に早稲田に来て7年目です。UCLA以降の全てのキャリア選択では二人分のキャリアを同じ大学で築くことを必要条件として来ました。
これを実現するための自分に課したルールは明快で仕事には60%のエフォートで臨むことです。手を抜くわけではなく家族と歩む人生も研究者人生も全うするために、仕事への力配分を60%に抑える代わりに自分の実力を150%に高めるということで150%×60%=90%の成果を出すという作戦です。
このルールを実行することで何が起こるのか、僕自身や僕が出会ってきた人たちの経験を日米比較も交えてお話ししようと考えています。
【特別な配慮が必要な方へ】
ご参加にあたり、特別な配慮を希望される方は、開催日3週間前までに[email protected]へご希望の内容をお知らせください。事前にご相談のうえ、可能な範囲で対応をさせていただきます。
お問い合わせ先:
早稲田大学ダイバーシティ推進室
TEL:03-5286-9871
E-mail:[email protected]