男女共同参画・ダイバーシティの推進プロジェクト講演会
トランスジェンダー女性問題から見える法と社会
- 経済産業省職員事件から考える -
LGBTQ+、セクシュアルマイノリティをめぐる問題は、日本社会において、単に、その存在と多様性を認めていこうと呼びかける段階から、社会全体のしくみや考え方を変えていく段階に入ったといえます。こうした中、マイノリティに対する差別の揺り戻しといえるような動きも見られますが、2023年7月11日、経済産業省職員事件最高裁判決が下されました。この判決は、セクシュアルマイノリティの問題のみならず、男性と女性、多数者と少数者が共生していくための、多くのヒントを示しています。講演では、トランスジェンダー女性をめぐる問題を中心にお話しし、セクシュアルマイノリティの問題が、実はすべての性別の人に関わる問題であることを本件原告代理人の弁護士の立場から紐解いていきます。
日時
2023年12月6日(水)10:45~12:15 (受付開始10:30)
対象
本学学生・教職員、一般の方
会場
早稲田キャンパス 大隈小講堂 (大隈記念講堂地下1階)
※Campus Map
オンライン(Zoomウェビナー)
※当日会場での参加が難しい場合は、オンライン参加も可能です。申し込み時にオンライン参加を選択された方にのみウェビナー情報をお送りします。
対象
本学学生・教職員、一般の方
言語
日本語
申込方法
事前申込制(以下申込フォームからお申し込みください)
https://my.waseda.jp/application/noauth/application-detail-noauth?param=MIp7CyohzKKuU46tfmUTTw
【申込受付締切】2023年12月4日(月)
・事前にご登録いただいた方のみご参加いただけます。
・講演会前日までに、ご登録いただいたメールアドレス宛にZoomのURL、会場情報等をお送りいたします。
講師
立石 結夏 (たていし ゆか)氏
<プロフィール>
2011年弁護士登録。早稲田大学法学部・琉球大学大学院法務研究科卒。
新八重洲法律事務所所属、企業・金融法務に従事。一般社団法人生命保険協会裁定審査会補佐弁護士。
2011年よりLGBT・セクシュアルマイノリティの方々の法務実務に携わる。
第一東京弁護士会・性の多様性理解促進PT座長、NPO法人アカ-(動くゲイとレズビアンの会)協力弁護士、NPO法人東京レインボープライド監事。共著に「詳解LGBT企業法務」(青林書院)、「セクシュアルマイノリティQ&A」(弘文堂)等
開会挨拶:篠原 初枝 早稲田大学ダイバーシティ推進担当理事、国際学術院教授
司会進行:石田 京子 早稲田大学ダイバーシティ推進室長、法学学術院教授
主催
早稲田大学ダイバーシティ推進室
共催
早稲田大学スチューデントダイバーシティセンター
参加にあたっての注意事項
- イベントの撮影、録画、録音は固くお断りいたします。
- イベント後、「開催報告」として記事をWEBサイト等に一部公開いたします。そのため、イベント内容を録画、会場の様子を写真撮影いたします。あらかじめご了承ください。
特別な配慮が必要な方へ
ご参加にあたり、特別な配慮(PC文字通訳による情報保障など)を希望される方は、11月8日(水)を目途にダイバーシティ推進室へご希望の内容をお知らせください。事前にご相談のうえ、できる限りの対応をさせていただきます。
問い合わせ先
早稲田大学ダイバーシティ推進室
[email protected]