
伊藤公平慶應義塾長
7月3日、慶應義塾三田キャンパス北館ホールにて慶應義塾×早稲田大学共催による「ダイバーシティ・シンポジウム」が対面およびウェビナーによるハイブリッド形式で開催されました。
本シンポジウムは、慶應義塾と早稲田大学のダイバーシティの推進に関する初の連携事業として企画されました。冒頭の伊藤公平慶應義塾長、奥田暁代慶應義塾常任理事・協生環境推進室長の挨拶からはじまり、第1部は、奥田暁代常任理事がモデレーターを務めるクロストーク「大学・社会・ダイバーシティ」を実施し、大学・社会の視点からダイバーシティの意義を考える熱心な議論がなされました。
- 奥田暁代慶應義塾常任理事 / Akiyo Okuda, Director of the Office for Equity, Diversity and Inclusion at the Keio University
- 早稲田大学のダイバーシティ推進の取組みを説明する 石田京子ダイバーシティ推進室長(左より高口伸一氏、石田京子氏、北澤安紀氏) / Kyoko Ishida, Chairperson of the Office for Promotion of Equality and Diversity at the Waseda University, explains engagements to promote diversity at Waseda. (from left, Mr. Shinichi Takaguchi, Ms. Kyoko Ishida, Ms. Aki Kitazawa
第2部は、麻生享志早稲田大学理事がモデレーターを務める座談会(ラウンドテーブル)「多様な社会から考える早慶のダイバーシティ」と題するプログラムにより、様々な分野でご活躍の両校の卒業生が集い、多様な視点から活発な意見が交わされました。

【第2部】の様子(左より林 陽子氏、谷 真海氏、向井千秋氏、麻生享志早稲田大学理事)©慶應義塾広報室

麻生享志早稲田大学理事
最後に、麻生享志早稲田大学理事より、「この先、『ダイバーシティ推進』という言葉がなくなり、『one of them』という気持ちで暮らせる社会になることを期待していきたい」という言葉で締めくくられました。
【第1部】クロストーク「大学・社会・ダイバーシティ」 登壇者
- 北澤 安紀 氏(慶應義塾 協生環境推進室 ダイバーシティ推進事業委員会委員長・法学部教授)
- 石田 京子 氏(早稲田大学ダイバーシティ推進室室長・法学学術院 大学院法務研究科教授)
- 後藤 佑季 氏(慶應義塾大学卒業生・NHK 大阪放送局)
- 高口 伸一 氏(早稲田大学卒業生・三井住友トラストアセットマネジメント株式会社 シニア・スチュワードシップ・オフィサー)
- モデレーター: 奥田 暁代(慶應義塾常任理事)
【第2部】座談会(ラウンドテーブル)「多様な社会から考える早慶のダイバーシティ」登壇者
- 近藤 正晃ジェームス 氏(慶應義塾大学卒業生・国際文化会館理事長) ※当日ご欠席
- 向井 千秋 氏(慶應義塾大学卒業生・宇宙飛行士・東京理科大学特任副学長)
- 谷 真海氏(早稲田大学卒業生・パラアスリート)
- 林 陽子 氏(早稲田大学卒業生・弁護士・元国連女性差別撤廃委員会委員長)
- モデレーター: 麻生 享志 (早稲田大学理事)