中国語教育総合研究所【第Ⅲ期】
WASEDA Education Institute of Chinese
【終了】2012~2016年度
研究テーマ
マルチメディアを利用した中国語教授法の開発
分野:教育
研究概要
本研究所は2001年に最初に設立された機関であります。設立後新しい時代の需要に応えるためのコンピューターによる中国語教育における教授法を研究し、学習システム、コンピューターテスティング、遠隔教育に必要なLMS(Learning management system)やテキスト教材などを開発する一方、また、中国教育の普及のためにシンポジウム、スピーチコンテストなどに協賛し、社会的な活動にも積極的に参加してきました。
今後はこれまでの研究成果を受けついで、引き続き上記の諸研究、開発および社会活動をしながら、さらなる次世代の語学教育の環境を構築していく予定です。あらたな試みとして現在は中国科学技術大学と音声合成、音声認識の共同研究を模索しており、2012年度からはコンピューターによる自動発音評価システムの開発を準備しています。これにより、これまでインプット中心の教授法からアウトプットを含むより体系的な語学学習システムの創出を期待しています。また、この音声認識システムを使用することにより、コンピュータテスティングシステムもさらなる発展が期待されます。
所長
楊 達[よう たつし](文学学術院教授)
メンバー
【研究所員】
楊 達(文学学術院教授)
稲畑 耕一郎(文学学術院教授)
高屋 亜希(文学学術院教授)
古屋 昭弘(文学学術院教授)
岡崎 由美(文学学術院教授)
千野 拓政(文学学術院教授)
内藤 正子(文学学術院教授)
【招聘研究員】
中司 梢(法政大学市ヶ谷リベラルアーツセンター非常勤講師)
村田 遥(上海文白花園日中文化サロン主催者)