2016年10月1日名称変更⇒「現代死生学研究所」
2016年10月1日名称変更⇒「現代死生学研究所」
市民の立場から見た臨床死生学の活用方法や仕組みについての研究
分野:文化
これまでの5年間で、医療・福祉の質の向上・保持を目的として、消費者とサービス提供者の双方に対する、仲介・調整・支援するためのシステムや方法論について、下記のテーマおよび領域に関する学際的研究および教育的活動の推進と社会的システム構築の支援という幅広いテーマに取り組んできたが、5年間の活動を区切りとして、死生の臨床現場における人としての在り方や、死や生の問題に対する深くて難しい問題への対処について、高齢者の増加に伴う家族形態や世帯構造の変化がこのような姿勢の問題に取り組む姿勢にどのような影響を与えるのかという点を解明することが求められる。このために、新規研究プロジェクトとして、現代社会における各個人がもつ死生観の構造について把握し、これまでの「臨床死生学」として蓄積してきた知識や概念について、市民が活用できるための「知恵」として提供するための仕組みを構築することを目的とする。このプロジェクトは、日本臨床死生学会およびサイコオンコロジー学会、NPO法人日本ホスピス緩和ケア協会、(株)セコムメディカルなどと共同で開催することとしている。
小野 充一[おの みちかず](人間科学学術院教授)
【研究所員】
小野 充一(人間科学学術院教授)
植村 尚史(人間科学学術院教授)
扇原 淳(人間科学学術院教授)
加瀬 裕子(人間科学学術院教授)
河手 典彦(人間科学学術院教授)
辻内 琢也(人間科学学術院教授)