イノベーションデザイン研究所【第Ⅱ期】【活動終了】
Institute for Innovation Design
【終了】2010~2014年度
研究テーマ
大学研究シーズの社会的活用と活用人材育成
分野:科学
研究概要
大学研究者が有する研究資源の拡大を図るとともにこれらの社会的活用を図ることを目的とする。健康で安全な社会の持続的発展には、独創的で画期的な科学技術開発が欠かせない。大学は社会の高等教育を中心的に担い、同時に、先端科学研究の推進と技術開発に中心的な役割を果たしてきた。大学等の先端基礎技術を着実に社会に役立たせるためには、シーズとニーズの巧みなすり合わせが必要となり、産業界との密接な連携が必要となる。また、産学連携は単にシーズの提供のみならず、人材育成、人的交流を通じてより効果的なものになる。しかしながら産学連携、地域連携の教育プログラムの開発やその実施は既存の研究・教育組織では容易ではない。そこで有志としての産学連携のための研究活動を遂行する場が必要となり、本研究所はその一端を担う。
先端技術の実用化には技術開発とともにマネージメント戦略やサイエンスコミュニケーション向上が必要となる。次世代を担う産業技術創成とその担い手である人材育成は大学の使命であるが、従来の専門家教育では、専門を活かすマネージメント教育が十分ではない。本研究所では社会構造、産業構造の変化に即し、柔軟に対応できる専門型ジェネラリストの育成をはかる目的でその人財育成法を研究し、またその実践をはかることを目的とする。バイオ、ナノテクノロジー、化学産業などの製造業におけるイノベーションを産業に結びつける役割を担う「イノベーションデザイナー」を輩出するための、産学協働プログラムを実践する。また、大学と地域との連携も大学の使命である。長寿社会を迎えた地域経営を各地域社会とともに実践していく。
生体分子の活用、細胞機能解明、微生物・植物の活用、安定同位体アイソトポマーなどの研究を展開するとともにその活用と社会受容のための教育活動、人財育成を実施する。
所長
細川 誠二郎[ほそかわ せいじろう](理工学術院准教授)
メンバー
【研究所員】
細川 誠二郎(理工学術院准教授)
石渡 信一(理工学術院教授)
井上 宏子(理工学術院教授)
加藤 尚志(教育・総合科学学術院教授)
胡桃坂 仁志(理工学術院教授)
小泉 博(教育・総合科学学術院教授)
柴田 重信(理工学術院教授)
筒井 和義(教育・総合科学学術院教授)
常田 聡(理工学術院教授)
友成 真一(理工学術院教授)
平沢 泉(理工学術院教授)
山内 兄人(人間科学学術院教授)
中尾 洋一(理工学術院教授)
関根 泰(理工学術院教授)
【客員教員(専任)・常勤研究員】
福岡 秀興(上級研究員・研究院教授)
【招聘研究員】
井上 健
福井 優博(ハイマーク技研代表)
室井 ?城(BASFジャパン顧問、神奈川大学非常勤講師、アイシーラボ代表、日本ガス合成(株)執行役員)
田村 真理子(日本ベンチャー学会事務局長)
細川 真一(国立国際医療研究センター(NICU科医長))
旭 久美子(桐生大学医療保健学部栄養学科講師)
谷口 高憲(森永乳業株式会社栄養科学研究所食品臨床研究部マネージャー)
鈴木 恵美(学校法人佐野日本大学学園佐野短期大学非常勤講師)
田村 傑(独立行政法人経済産業研究所上席研究員)
山田 卓博(産婦人科医師)