COVID-19が今後のナショナリズムエスニシティ研究と歴史学研究に与える影響について、4名の識者から話を伺う
2020年6月27日(土)14時からZoomにてオンライン対談会が行われた。
300人近くの事前登録があったこの会では、4名の識者による鋭い論点が提示がされ、視聴者からもたくさんの質問や意見が出されるなどして、熱い対談が行われ成功裏に終了した。
中澤達哉所長 古谷先生(大阪大学)
池田嘉郎先生 WINE招聘研究員(東京大学) 加藤陽子先生(東京大学)
福士由紀先生 (東京都立大学) 小沢弘明先生 WINE招聘研究員(千葉大学)
以下、開催告知文
「新型コロナウィルス感染症と国民国家/ナショナリズム」と題する、緊急オンライン対談をZoomウェビナーを通じて開催します。
昨今のコロナ禍により歴史学が大きな変容を迫られるのは必至と思われます。そこで、この対談では、日本史・東洋史・西洋史のトップランナーの識者に、ご専門の実証研究をふまえつつ、コロナ禍中またコロナ禍後の現代歴史学に向けて、新たな論点や視点の追加をお示しいただくことを趣旨にしたいと考えております。これによって、歴史学の方法を再考したり、歴史認識まで話がゆけば大変有意義です。対談では、4名の歴史家に15分~20分ほどの論点開示のお話しをしていただきます。
シンポジウム概要
- タイトル:ナショナリズム・エスニシティ研究所(WINE)緊急オンライン対談会「新型コロナウィルス感染症と国民国家/ナショナリズム」
- 日 時:6月27日(土) 14:00-16:30
- 言 語:日本語
- 開催方法:Zoomによる
プログラム
- 14:00~14:15 開会の挨拶と問題提起 中澤達哉 WINE所長(早稲田大学)「新型コロナウィルスの副作用としてのナショナリズム」
- 14:15~14:30 報告者・論点提示① 池田嘉郎 WINE招聘研究員(東京大学)「コロナ禍の中の現代国民国家」
- 14:30~14:45 報告者・論点提示② 加藤陽子 (東京大学)「コロナ禍の世界が映し出した「神なき国」の近代と「社会」」
- 14:45~15:00 報告者・論点提示③ 福士由紀 (東京都立大学)「中国の感染症とナショナリズム」
- 15:00~15:15 報告者・論点提示④ 小沢弘明 WINE招聘研究員(千葉大学)「新自由主義下のCOVID-19」
- 15:15~15:30 休 憩
- 15:30~16:30 報告者間の対談・意見交換
参加申込(現在は終了しております。)