Comprehensive Research Organization早稲田大学 総合研究機構

その他

コンテンツ・プロデュース研究所【第Ⅱ期】【活動終了】
Research Institute for Media Contents Production

【終了】2004~2007年度
過去の研究所活動はこちら

研究テーマ

コンテンツ企画製作、次世代映像製作環境の標準化、コンテンツ・クリエーション教育

研究概要

以下の6項目の研究計画を考えている。

1)コンテンツビジネスモデル研究
メディアビジネスマネージメントにおける、コンテンツの企画開発、資金調達、制作実務、資金回収の4つの側面についての考察を深め、メディアジャンル及び公開形態の種類に応じたビジネスモデルを探求し、コンテンツ・プロデュースの実践へ応用する。

2)コンテンツの企画・マーケティングリサーチ手法の研究
マーケティングリサーチとクリエイティブディベロプメント、スクリプトディベロップメント、ラインプロデュース等を始めとする開発手法に関する調査研究を行う。

3)次世代デジタルコンテンツの製作・配信システムの標準化、制作手法の研究開発
産業界と連携して、デジタルシネマ、ヴァーチャルリアリティー映像、インタラクティブコンテンツなど次世代映像の制作環境・配信システム等の標準化に貢献する。

4)教育カリキュラムに応用するための次世代メディア、次世代コンテンツの研究、調査
映画、アニメ、ゲーム、インタラクティブコンテンツ、立体映像やバーチャルリアリティの次世代メディアの様々なメディアジャンルに関する、国際的、技術的、経済学的、法学的、及び健康安全面の各諸問題についての考察を深め、体系的な教育カリキュラムの構築と、カリキュラムの有効性を継続的に追求する。

5)コンテンツ・プロデュースの実践教育
コンテンツプロデューサーを志す大学院生への効果的な体験の場を与えることを企画し、大学院生へコンテンツ制作の企画から黒字化までを実体験させ、現実の予算表作成過程、交渉における手練、現場での立ち回り方を直に観察させることによる実践教育を提供する。

6)コンテンツ・プロデューサー専門職大学院を検討するための研究及び調査
上記の研究活動を通じ、コンテンツ・プロデューサー育成のための学内機関の有機的な連携をはかり、学内外の人的・物的・経済的資源を適切に活用した専門職大学院の構想を検討する。

研究報告

※コンテンツ・プロデュース研究所
2007年10月01日〜2012年09月30日までの活動に関してはこちら
http://www.kikou.waseda.ac.jp/WSD322_open.php?KenkyujoId=Y6&kbn=0&KikoId=01

2007年度
研究報告1.「マスターズ・オブ・シネマ」教育教材用DVD(90分×13枚)製作
 2007年4月〜7月に行われた映画講座「マスターズ・オブ・シネ
 マ」における貴重なゲストによる講義記録映像をDVDとしてまと
 め、オープン教育センターや図書館に保存し、広くコンテンツ教育
 研究として役立てる。
 ゲストリストは下記の通り。
 ?.安藤紘平(監督)、?. 大林宣彦(監督)、?.塩田明彦(監督)
 ?.奥田瑛二(監督・俳優)、?. 久石譲(音楽)、?. 柄本明(俳
 優)、?. 是枝裕和(監督)、?. 澤戸翠(弁士)、?. 亀山千広(プ
 ロデュース)、?. 山田洋次(監督)、?. 犬童一心(監督)、?.
 角川歴彦(監督)、?. 篠田正浩(監督)
2.「プロデューサー特論」教育教材用DVD(90分×14枚)製作
 2007年度10月〜3月に行われた「プロデューサー特論」における
 貴重なゲストによる映画講座講義記録映像をDVDとしてまとめ、
 オープン教育センターや図書館に保存し、広くコンテンツ教育研究
 として役立てる。ゲストは、濱名一哉プロデューサーほか。
3.角川ホールディングスの協力を得て、セカンドライフの仮想空間
 における映像制作手法に関して 検討し、セカンドライフ内に拠点
 を建設した。
4.中国映画「胡同(フートン)の理髪師」上映とティーチインを企画、
 早稲田大学小野記念講堂で の実施に協力し、映像記録した。
5.「早稲田と映画 寺山修司のすべて」特別講座を企画、早稲田
 大学大隈講堂において実施し、山田太一氏、篠田正浩氏、などを
 招いて、シンポジュームを開催、映像記録した。
6.「篠田正浩、岩下志麻 小津安二郎を語る」を早稲田大学小野
 記念講堂にて実施、映像記録した。
7.「プーピ・アヴァティ監督と早稲田学生との映画セッション」をイタ
 リア文化会館にて開催、映像記録した。
2006年度
研究報告1.「マスターズ・オブ・シネマ」教育教材用DVD(90分×14枚)製作
2006年4月〜7月に行われた映画講座「マスターズ・オブ・シネマ」における貴重なゲストによる講義記録映像をDVDとしてまとめ、オープン教育センターや図書館に保存し、広くコンテンツ教育研究として役立てる。
ゲストリストは下記の通り。
(1).山田洋次(監督)、(2).行定勲(監督)、(3).柄本明(俳優)、(4).樋口真嗣(監督)、(5).Elizabeth Daley, James Hindman(教育者)、(6).久石譲(音楽)、(7).是枝裕和(監督)、(8).亀山千広(プロデュース)、(9). 大林宣彦(監督)、(10). 澤戸翠(弁士)、(11).犬童一心(監督)、(12).篠田正浩(監督)(13).安藤紘平(教授)、(14).総合ダイジェスト版
2.「プロデューサー特論」教育教材用DVD(90分×14枚)製作
2006年度10月〜3月に行われた「プロデューサー特論」における貴重なゲストによる映画講座講義記録映像をDVDとしてまとめ、オープン教育センターや図書館に保存し、広くコンテンツ教育研究として役立てる。ゲストは、濱名一哉プロデューサーほか
3.文化庁国内芸術家研修員制度において、客員研究助手糸曽賢志の国内芸術家研修員としての受け入れ窓口業務。
4.映像作品「セイキロスさんとわたし」、「精霊のモリ」ほか、映像作品制作コーディネーション業務。
2005年度
研究報告●コンテンツプロデュースに関するリサーチを行い、早稲田大学出身のコンテンツリーダーによるコンテンツファンドの可能性について調査。
●日本映画界の代表的プロデューサーたち、
亀山千広氏(映画「踊る大捜査線」、「ローレライ」など)
濱名一哉氏(映画「世界の中心で愛をさけぶ」「あずみ」など)
佐々木史朗氏(映画「ナビィの恋」「転校生」など)
一瀬隆重氏(映画「呪怨」「リング」など)
久保雅一氏(映画「ポケモン」「三丁目の夕日」など)
  ほか、全15人の教材用DVD作成
●コンテンツプロデュース研究所長の安藤紘平は、経済産業省のコンテンツ人材育成に関する委員、映像産業機構の人材育成の懇談会委員を務めており、これらを生かしながら本研究所との連携を模索する。
●本研究所助手、糸曽賢志がCGアニメーション研究について文化庁の助成金を受けるに当り、本研究所が受け入れ団体となる。
2004年度
研究報告1.次世代デジタルコンテンツの製作手法の研究開発
現在、TBS・CG製作部と合同で、モーションコントロールカメラによるコンテンツ制作技術、新しい合成技術、デジタル合成のためのロケ方式についての研究を開始。

2.教育カリキュラムに応用するための次世代コンテンツの研究・調査
本庄市民と本学大学院生、安藤研究室が中心となって製作した短編映画「かめ」のプロモーション活動により、ハイビジョン映像制作による実践教育の効果を検証。

3.コンテンツ・プロデュースの実践教育
当研究所では、当研究所事業の基盤整備のため、安藤紘平教授が研究所設置前に経済産業省・?C&R総研から受託した「プロデューサー人材育成事業」への支援を実施。主にプロデューサー養成ノウハウの蓄積、他研究機関との連携を模索。

4.コンテンツ・プロデュース分野の人材養成の研究・調査
映像産業界からのニーズの聞き込み調査をもとに、我が国の実写系デジタルコンテンツの競争力強化のための人材像を検討。さらに、映像産業界との連携モデルを構築。2005年2月、国際情報通信研究科を中心とした「実写系デジタルコンテンツ実務家育成」の構想を作成。

所長

安藤 紘平[あんどう こうへい](大学院国際情報通信研究科教授)

メンバー

顧問
篠田 正浩(特命教授)

研究員
安藤 紘平(大学院国際情報通信研究科教授)
亀山 渉(大学院国際情報通信研究科教授)
藪野 健(芸術学校教授)
森 康晃(理工学術院教授)
河合 隆史(大学院国際情報通信研究科准教授)

客員研究員
曽利 文彦(TBS技術局開発センター)
元村 直樹(武蔵大学非常勤講師)
濱名 一哉(?東京放送コンテンツ事業局映像事業部参事担当部長)
大屋 哲男((有)マリンポスト取締役)

連絡先

早稲田大学国際情報通信研究科教授
安藤 紘平研究室
〒367-0035
埼玉県本庄市西富田大久保山1011
TEL: 0495-24-5993
不在時:0495-24-7455

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