Comprehensive Research Organization早稲田大学 総合研究機構

その他

企業倫理研究所
Research Institute of Business Ethics

研究テーマ

企業倫理、コンプライアンス経営

研究概要

本研究所の目的は、内外の有力企業の倫理が破綻している今日のビジネス状況において、企業が経営戦略を設定し実施する際に守るべき倫理について、研究者と実務家とが共同して理論的及び実証的に研究することにある。たとえば、行動規範の策定プロセス、企業内での倫理の制度化、ステークホルダーとの関係、さらには企業のガバナンス、人権問題などが研究の対象になる。

21世紀に入り、市民の企業倫理への関心が一段と高まり、また企業活動のグローバル化が加速的に進行し、さらには経済的規制及び社会的規制がともに一面では緩和され、多面ではかつ強化されているという複雑な時代においては、国とか業界という枠を越えた、より普遍的な倫理絶対主義に基づく行動規範及びコンプライアンス経営が必要になってきたと思われる。

以上のような企業を取り巻く倫理状況を十分に考慮した上で、本研究所では、理論的及び実証的研究に基づいて、企業と社会との共利共生を目指す企業倫理のあり方を研究する。

研究報告

※企業倫理研究所
2008年04月01日〜2010年03月31日までの活動に関してはこちら
http://www.kikou.waseda.ac.jp/WSD322_open.php?KenkyujoId=1G&kbn=0&KikoId=01

2004年度
研究報告平成16年度の本研究所の主たる活動は以下のとおりである。
2004年10月14日(木曜日)に早稲田大学国際会議場3階会議室において、本研究所主催により、実務家を対象に早稲田大学企業倫理研究所第2回シンポジウム「企業の社会的責任(CSR)を考える」を開催した。当日は企業および研究者など約100名の出席者があった。パネル・ディスカッションの講師は、_イトーヨーカ堂常務取締役 稲岡稔氏、パイオニア_法務部企業倫理推進室長 遠藤淳一氏、および本大学商学部准教授 久保田安彦氏であった。司会は所長の小林俊治商学部教授がつとめた。また、商学部助手の山野井順一氏が本研究所と社会経済生産性本部と共同で実施した「ミッション・社是社訓の活用についての調査」の結果を報告した。この調査結果の要約は、日本経済新聞に掲載された。

所長

小林 俊治[こばやし しゅんじ](商学学術院教授)

メンバー

研究員
小林 俊治(商学学術院教授)
坂野 友昭(商学学術院教授)
藤田 誠(商学学術院教授)
大月 博司(商学学術院教授)

客員研究員
辛島 睦(濱田松本法律事務所 弁護士)
出見世 信之(明治大学商学部准教授)
伊佐治 朗子(?資生堂法務部企業倫理グループ)
稲岡 稔(?イトーヨーカ堂常務取締役)
潜道 文子(湘南短期大学商経学科専任講師)
平 雄之(芝浦工業大学教養部教授、産業経営研究所特別研究員)
田中 宏司(立教大学経済学部特任教授)
山口 善昭(東京富士大学経営学部教授)
竹澤 史江(芝浦工業大学・東京電機大学非常勤講師)
百田 義治(駒澤大学経済学部教授)
飯野 邦彦(埼玉学園大学経営学部教授)
岡部 幸徳(経営倫理実践研究センター研究員)
池田 耕一(松下電器産業?法務本部企業倫理室長)

連絡先

早稲田大学商学部
小林俊治研究室
Email: [email protected]

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