2020年8月4日、 大学ICT推進協議会 教育技術開発部会 (AXIES EdTech部会)の第11回研究会「オンライン講義の実際と展望」が開催されました。
この研究会は2部で構成されており、第一部の「 オンライン講義実施のための各大学の取り組み」において、森田裕介大総研副所長、松居辰則グローバルエデュケーションセンター所長が本学のオンライン講義実施の取組みについて発表しました。
森田裕介大総研副所長より、本学の2020年度春学期の授業がすべてオンラインにて実施されたことを受けて、教員向けのワンストップサービス拠点であるCTLTが実施したセミナーや、教員・学生に対して提供したサービスを始め、授業運営支援について紹介しました。
また、松居辰則グローバルエデュケーションセンター所長より、本学のGlobal Education Centerが提供している全学向けの教育、全学副専攻制度について説明しました。
本学の事例について、参考になったとの意見が多くありました。また、視覚障害や聴覚障害への対応はどうなっていたのか、学生が何を求めているのかに関する質問などがありました.
本学のほかに、法政大学や京都大学からの事例紹介もありました。オンライン授業のアクセス数やネットワークトラフィックの分析、用意したアプリケーションなど、情報基盤の運営についての報告がありました。
第二部では、「オンライン講義のインフラの運用の実際」としてオンライン講義の基盤となるシステムの運用についての事例紹介がありました。