Center for Higher Education Studies早稲田大学 大学総合研究センター

中野教授は様々な分野で広がっている参加型の場づくりの技法である「ファシリテーション」を大学教育に応用し、東京工業大学で展開する教育改革に活用していらっしゃいます。
学生の主体性を引き出すために「教えるより学び合う場を創ろう」と、対話あふれるアクティブな場づくりを実践してきた中野教授から、大教室での参加型授業の事例や、そこで使われているファシリテーションの基礎スキルとこころについて学びます。短い時間ですが、対話促進ツール「えんたくん」を使った実習も予定しています。

講師プロフィール

中野　民夫
東京工業大学リーダーシップ教育院・リベラルアーツ研究教育院教授

人と人・自然・自分自身・社会をつなぎ直すワークショップや、参加型の場作りの技法であるファシリテーションの講座を多様な分野で実践。
主著に『学び合う場のつくり方』『ワークショップ』『ファシリテーション革命』（共に岩波書店）、『みんなの楽しい修行』（春秋社）、共著に『はじめてのファシリテーション』（昭和堂）、『えんたくん革命』（みくに出版）、『ファシリテーション　実践から学ぶスキルとこころ』（岩波書店）、『ファシリテーションで大学が変わる』（ナカニシヤ出版）など多数。