2026年度より、学生調査・卒業生調査の名称を変更します
現在、大学総合研究センターでは定期的な調査として、早稲田大学在学生(正規学生)を対象とした学生生活・学修行動調査に加え、新たに本学に入学する学生を対象とした新入生調査、本学を卒業・修了する学生を対象とした卒業時調査(9月および3月に分けて実施)を実施しています。さらに、学部卒業後10年を迎える卒業生(校友)を対象とした卒業生調査も実施しています。これらのデータは本学の教育や経営に関する内部質保証に用いられる他、それぞれの学部・研究科でのエビデンスに基づくさまざまな施策(カリキュラム改編、新規教育プログラムの企画など)にも活用されています。
それぞれの調査が軌道に乗り、学部4年間の学生の成長を示すパネルデータを取得することもできるようになった一方で、1年間で行う調査の種類が増えそれぞれのデータの整理や公開が複雑になってきたことから、2026年度よりそれぞれの調査名称を以下のように変更し、学内外にさらに分かりやすく結果をお伝えできるようにします。学内での会議体資料、学外に公開する報告書等では、しばらくの間、旧名称と新名称を併記することとし、どちらを使用しても問題が生じないようにします。
| 調査対象 | 現行名称 | 新名称(2026年度以降) |
| 学部・大学院新入生 | 新入生調査 | 入学時調査 |
| 学部・大学院在学生(卒業時調査(3月実施)の対象者を除く) | 学生生活・学修行動調査 | 在学時調査 |
| 学部卒業生・大学院修了生 | 卒業時調査 | 卒業時調査 ※変更無し |
| 学部卒業後10年の校友(大学院より本学に入学した同年次の校友も含む) | 卒業生調査 | 校友調査(学部卒業後10年) |
それぞれの調査の年間スケジュールは以下の通りです。
在学時調査(旧・学生生活・学修行動調査)
在学時調査では、主に下記の事項について調査しています。
- 在学中の学生生活(授業の出席率、履修授業の選び方、課外活動、留学・インターンシップ経験など)
- 学修行動や学習経験の有無
- 学修成果の獲得度合いや3つのポリシーの認知
本学における学生調査の歴史は古く、1957年より長らく本学在学生を対象とした「学生生活調査」を実施してきました(沖ら 2022)。2019年度までに実施された学生生活調査の結果はこちらからご覧になれます。2020年度からは所管が学生部から大学総合研究センターに移され、大学での学修に関わる調査項目を追加して新たに「学生生活・学修行動調査」として実施されました。調査名称は都度変わっていますが、学生目線での大学での学びや生活の実態を丁寧に把握し、それらを大学教育や経営の改善に活用することの重要性は変わっていません。
【参考文献】沖清豪・遠藤健(2022)「学生生活と学生生活調査の歴史的変遷—早稲田大学「学生生活調査」を中心に」『早稲田大学史紀要』53巻、pp.9-28.
入学時調査(旧・新入生調査)/卒業時調査
在学生のうち、特に入学と卒業・修了のタイミングで実施しているのが、入学時調査と卒業時調査です(いずれも2024年度から開始)。入学時調査については、入学センターが2022年度まで実施していた「新入生アンケート」の内容を一部継承し、在学生調査と同様に学修行動に関連する設問を追加して新たに大学総合研究センターにて実施しています。本学では4月と9月に新入生を迎え、また9月と3月に卒業生を送り出しているため、それぞれのタイミングでそれぞれの調査を実施します(9月入学時点での入学時調査は、2024・2025年度は次の4月入学者と合わせて実施していましたが、2026年度以降は9月時点で別に実施することを検討しています)。
入学時調査では特に本学入学前の学習行動や経験、本学の志望理由、アドミッション・ポリシーの認知や関連する能力の獲得度合いなどを調査しています。卒業時調査では特に卒業・修了後のキャリアに関する考え方や本学への全体的な満足度などについて尋ねています。
校友調査(学部卒業後10年)(旧・卒業生調査)
2018年度より、学部を卒業して10年が経過した(32~33歳頃の)校友を対象として、学生時代の学修行動や経験、現在の状況や本学に対する帰属意識等を調査しています(中村 2021)。当初の調査対象者は本学の学部からの入学者のみとしていましたが、2024年度からは大学院から本学に入学した同年次の校友(卒業のタイミングが同じ)についても調査対象者に追加しました。
【参考文献】中村正史(2021)「キャンパスリポート—早稲田大が初の卒業生調査 一般入試組と附属・系属高出身に違いは?」朝日新聞EduA、https://www.asahi.com/edua/article/14359437(2026年1月19日閲覧).




