【2025.10.06早稲田スポーツ】
ついに開幕した関東大学対抗戦(対抗戦)。昨年は開幕3試合で失トライ0を記録し、圧倒的な防御力で白星を重ねると、帝京大、明大を見事撃破し、17年ぶりの全勝優勝に輝いた。チーム野中として走り続けた今年は春シーズンに天理大、明大に連敗を喫したものの帝京大に1点差で勝利。夏合宿では帝京大に敗れたが、天理大には春のリベンジを果たす結果に。悲願の『荒ぶる』へ向け、いよいよシーズンは深まる。負けの許されない勝負の秋に突入する選手たちの熱い想いを伺った。
【第1回】WTB池本晴人×FB植木太一×WTB田中健想
【第2回】HO清水健伸×FL松沼寛治×FB矢崎由高
【第3回】FL田中勇成×FL萩原武大×FL粟飯原謙
【第4回】CTB野中健吾×CTB福島秀法×SO服部亮太
【第1回】WTB池本晴人×FB植木太一×WTB田中健想
取材・編集 村上結太、大林祐太
初回を飾るのは早大のバックスリーとして今年の春、夏を支えたWTB池本晴人(社3=東京・早実)、FB植木太一(人2=神奈川・関東学院六浦)、WTB田中健想(社2=神奈川・桐蔭学園)。昨年の関東大学対抗戦から経験を積んできた3選手の意外な一面や『荒ぶる』への熱い思いを伺いました!→続きを読む
◆田中健想(たなか けんぞう)
172㌢、77㌔。神奈川・桐蔭学園高出身。社会科学部2年。昨年の対抗戦では1年生ながらも圧巻のパフォーマンスでトライ王に輝いた早大の点取り屋。今年もそのしなやかなランに期待が高まります!サーフィンが趣味だそうです!◆植木太一(うえき たいち)
173㌢、78㌔。神奈川・関東学院六浦高出身。人間科学部2年。圧倒的なスピードでディフェンスを置き去りにし、春の帝京大戦では2トライを挙げた勝利の立役者。今年はそのスピードに加え、接点でのテクニックなどプレーの幅に広がりを見せています!◆池本晴人(いけもと はると)
183㌢、89㌔。東京・早実高出身。社会科学部3年。昨年の対抗戦ではチーム唯一の全試合フル出場を果たした安定感あふれるユーティリティWTB。夏合宿では同期の米倉翔(スポ3=福岡・修猷館)から教わった『No No Girls』というオーディション番組に没頭。
【第2回】HO清水健伸×FL松沼寛治×FB矢崎由高
取材・編集 村上結太、安藤香穂、大林祐太
第2回は3年委員を務めるHO清水健伸(スポ3=東京・国学院久我山)、FL松沼寛治(スポ3=東海大大阪仰星)、FB矢崎由高(スポ3=神奈川・桐蔭学園)の三名。高校日本代表を機に知り合った三名は早大の中核を担うスタープレーヤーに。『荒ぶる』に獲得に向けて大きな役割を担う3年委員の皆さんの私生活やチーム内で担う役割などを伺いました!→続きを読む
◆清水健伸(しみず けんしん)
178㌢、96㌔。東京・国学院久我山高出身。スポーツ科学部3年。前主将・佐藤健次のポジションを担う本格派HO。早大セットプレーの中核として春、夏ともに長いプレータイムでチームに貢献し続けました!最近は『呪術廻戦』にハマっているようで、色紙に『無量空処』と書くかずっと悩まれていました!◆松沼寛治(まつぬま かんじ)
177㌢、93㌔。東海大大阪仰星高出身。スポーツ科学部3年。今年の春に長いケガ離脱から復活し、復帰戦の東大戦ではファーストタッチでトライを奪う活躍ぶりを見せた松沼選手。復帰から数カ月でAチームの控えにまでたどり着いた松沼選手の更なる活躍に期待が高まります!挑戦したいことはSNSにVlogを投稿してみること。◆矢崎由高(やざき よしたか)
180㌢、86㌔。神奈川・桐蔭学園高出身。スポーツ科学部3年。昨年は日本代表に選ばれ、イングランド戦に出場した将来を期待されるスーパースター。大学ラグビー界では頭一つ抜けるような実力の持ち主で、1年時から早大の主力としてトライを量産してきました。最近は英語の学習に取り組んでいるようで、着実に力をつけているそうです。
【第3回】FL田中勇成×FL萩原武大×FL粟飯原謙
取材・編集 村上結太、安藤香穂、大林祐太
対抗戦開幕対談は早くも折り返し。今回は早大の中でも特に競争が激しいFLでしのぎを削る3名。FL田中勇成(教4=東京・早実)、FL萩原武大(スポ4=茨城・茗渓学園)、FL粟飯原謙(スポ4=神奈川・桐蔭学園)、それぞれのラグビーへのこだわりや、ラストイヤーの覚悟に加え、夏合宿での思い出エピソードなど様々なことを語っていただきました!→続きを読む
◆田中勇成(たなか ゆうせい)
166㌢、87㌔。東京・早実高出身。教育学部4年。低いタックルとワークレートでディフェンスの要であり続ける闘志あふれる副将。誰よりも熱い思いでラグビーに向き合ってきたからこそ、世界陸上での村武ラシッド選手の涙に自分を重ねて感動していたそうです!◆萩原武大(はぎわら たける)
177㌢、91㌔。茨城・茗渓学園高出身。スポーツ科学部4年。グラウンド内外で別人と言われるほど普段は穏やかな萩原選手。試合では泥臭いプレーでチームを土台から支える献身性を発揮しています!自動車教習所に最近通い始めたそうです!◆粟飯原謙(あいはら けん)
180㌢、92㌔。神奈川・桐蔭学園高出身。スポーツ科学部4年。持ち前の身体能力とラグビーIQの高さで攻撃に違いを生み出す仕事人。チームではムードメーカーであり、本対談でも終止盛り上げていただきました!挑戦したいことはバイクの免許取得。
【第4回】CTB野中健吾×CTB福島秀法×SO服部亮太
取材・編集 村上結太、清水浬央、大林祐太、髙木颯人
最終回を飾るのは早大アタックの中核を担うCTB野中健吾主将(スポ4=東海大大阪仰星)、CTB福島秀法(スポ4=福岡・修猷館)、SO服部亮太(スポ2=佐賀工)の3名。『荒ぶる』獲得のためには彼らの躍動が必要不可欠であることは間違いない。それぞれが持つラグビーに対するこだわりに加え、BKラインで密にコミュニケーションをとる3名だからこそわかるお互いに認めている強みなどざっくばらんに伺いました。→続きを読む
◆野中健吾(のなか けんご)
180㌢、92㌔。東海大大阪仰星高出身。スポーツ科学部4年。チームをまとめ、尊敬を受ける早大のキャプテン。BKの攻撃力を底上げする役割を担いながら、プレースキッカーも務めるスキルフルなCTB。誰にも負けない情熱を胸に、赤黒を『荒ぶる』へ導きます!◆福島秀法(ふくしま しゅうほう)
183㌢、95㌔。福岡・修猷館高出身。スポーツ科学部4年。CTBにコンバートし、持ち前の体躯と力強さで見事にフィットして見せた昨季。チームの切り込み隊長としてディフェンスラインをこじ開け、早大アタックに勢いをもたらしてくれるダイナミックなプレーは必見です!◆服部亮太(はっとり りょうた)
178㌢、80㌔。佐賀工出身。スポーツ科学部2年。ルーキーイヤーから圧倒的な活躍を見せつけ、高弾道のスクリューキックはまさに代名詞。鋭いステップも大きな武器で、キック、パス、ラン、すべてを高水準にこなす早大の若きゲームメーカーです!