【2025.9.12早稲田スポーツ】
ついに始まる東京六大学秋季リーグ戦。早大は昨季、明大との2季連続の優勝決定戦を制すなど、土壇場からの逆転劇で3連覇を達成した。しかし、その後の全日本大学選手権では屈辱のコールド負けを喫し、日本一への挑戦は道半ばでついえた。リベンジを誓う秋、2002、2003年以来の4連覇、「早稲田の栄光」に向け、小澤周平主将(スポ4=群馬・健大高崎)体制最後のリーグ戦に臨む。
【第1回】伊藤樹
【第2回】田和廉
【第3回】宮城誇南
【第4回】田村康介
【第5回】渋谷泰生
【第6回】髙橋海翔
【第7回】尾瀬雄大
【第8回】石郷岡大成
【第9回】寺尾拳聖
【第10回】吉田瑞樹副将
【第11回】前田健伸副将
【第12回】小澤周平主将
【第13回】小宮山悟監督
【第1回】伊藤樹
取材、編集 植村皓大
昨季の明大2回戦では早大史上2人目のノーヒットノーランを達成するなど、チームの3連覇に大きく貢献した伊藤樹(スポ4=宮城・仙台育英)。今夏はフォーム改造に着手し、投手として一層の進化を遂げている。迎える最後のシーズン、悲願の日本一、そしてプロ入りに向けた熱い思いに迫る。
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◆伊藤樹(いとう・たつき)
2003(平15)年8月24日生まれ。177センチ、84キロ。宮城・仙台育英高出身。スポーツ科学部4年。六大学オールスター戦の翌日が誕生日だった伊藤樹投手。現地で行われた野球教室の後に、他大学の選手も一緒にお祝いしてくれたことが印象に残っているそうです!
【第2回】田和廉
取材、編集 林田怜空
衝撃の復活を遂げた昨秋から一転、今春は苦しいシーズンを過ごした田和廉(教4=東京・早実)。それでも、夏のオープン戦では152キロを計測するなど復調傾向。ドラフトを控えるエンジの守護神に、4連覇への思い、リーグ戦に向けた意気込みなどを伺った。→続きを読む
◆田和廉(たわ・れん)
2003(平15)年5月2日生まれ。183センチ、88キロ。東京・早実高出身。教育学部4年。ドラフトを直前に控え、運命の秋のシーズンを迎える田和投手。人生をかけて臨む最終シーズンに注目です!
【第3回】宮城誇南
取材 西本和宏、編集 石渡太智
今回登場するのは第二先発としての活躍が期待される3年生左腕、宮城誇南(スポ3=埼玉・浦和学院)。昨季は初完封を記録したものの、勝ち星はその1つのみと悔しさも味わった。さらなる進化が期待される宮城に夏の取り組みや東京六大学秋季リーグ戦(リーグ戦)への意気込みを伺った。→続きを読む
◆宮城誇南(みやぎ・こなん)
2004(平16)年9月5日生まれ。175センチ、80キロ。埼玉・浦和学院高出身。スポーツ科学部3年。先日誕生日を迎えた宮城選手。投手陣の皆さんからバースデーソングでお祝いして頂いたそうです!苦しんだ夏を自信に変えられるような投球に期待です!
【第4回】田村康介
取材、編集 土橋俊介
昨季は全試合出場や初本塁打などを記録し、4年生としてチームの中軸を担った田村康介(商4=東京・早大学院)。2年時から積み上げてきた経験値を武器にラストシーズンへ挑みたいところだが、この夏は順調ではなかったようだ。そんな現在の田村の心境を伺った。→続きを読む
◆田村康介(たむら・こうすけ)
2003(平15)年12月17日生まれ。178センチ、80キロ。東京・早大学院出身。商学部4年。全早稲田戦では加藤雅樹選手(令2社卒=現東京ガス)のバックスクリーンへの本塁打が印象的だったそうですが、OBの選手たちに積極的に話しかけることはできなかったそうです。
【第5回】渋谷泰生
取材 西本和宏、編集 牧咲良
今回登場するのは、守備の要を担う渋谷泰生(スポ4=静岡)。春の東京六大学リーグ戦(リーグ戦)では、打率4割を超える活躍を見せ、存在感を示した。いよいよ大学最後となる秋季リーグ戦を迎える渋谷。夏のキャンプから今秋のリーグ戦にかけての思いを伺った。→続きを読む
◆渋谷泰生(しぶや・たいせい)
2003(平15)年12月2日生まれ。172センチ、70キロ。静岡・静岡高出身。スポーツ科学部4年。春のシーズンを通して、守備の面で課題が残ると語った渋谷選手。強い早大を証明すべく、キャンプで鍛え直した守備と得意の打撃でチームを勝利に導きます!
【第6回】髙橋海翔
取材、編集 森若葉
昨季、代打として東京六大学リーグ戦(リーグ戦)初出場を果たした髙橋海翔(スポ2=山梨学院)。リーグ戦初安打とはならなかったが、夏季オープン戦ではスタメン出場するなどかかる期待は大きい。充実の夏、そしてリーグ戦に向けての意気込みを伺った。
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◆髙橋海翔(たかはし・ひろと)
2005(平17)年6月7日生まれ。180センチ、83キロ。山梨学院高出身。スポーツ科学部2年。春季フレッシュトーナメントでは4番に座った髙橋海選手。「勝負強いバッティング」でリーグ戦初安打を狙います!
【第7回】尾瀬雄大
取材、編集 西本和宏
早大の1番打者としてチームをけん引し、ここまで東京六大学リーグ戦通算90安打を記録している尾瀬雄大(スポ4=東京・帝京)。節目の100安打、そしてチームの4連覇に向けて、リーグ戦直前の心境に迫った。→続きを読む
◆尾瀬雄大(おせ・ゆうだい)
2003(平15)年8月14日生まれ。172センチ、77キロ。東京都・帝京高出身。スポーツ科学部4年。夏季キャンプ中に誕生日を迎えた尾瀬選手。ケーキやバルーンでお祝いされ、「いい仲間をもったな」と思ったそうです!
【第8回】石郷岡大成
取材、編集 田島凜星
昨年春、新星のごとく現れ、強烈な印象を残してきた石郷岡大成(社4=東京・早実)。3季連続3割超えの打率を記録するなど3連覇に大きく貢献してきた石郷岡だが、その裏には知られざる試行錯誤の過程があった。とうとう学生野球最後のシーズンを目前に、早大の競走馬は何を語るのか。→続きを読む
◆石郷岡大成(いしごうおか・たいせい)
2003(平15)年10月2日生まれ。171センチ、70キロ。東京都・早実高出身。社会科学部4年。夏の期間に慶大の外丸選手と特に仲良くなれたそう。リーグ戦では、冷静なプレーの合間の熱いガッツポーズに注目です!
【第9回】寺尾拳聖
取材、編集 稲積優一
第9回は、早大の主砲、寺尾拳聖(人3=長野・佐久長聖)が登場。春季リーグ戦で惜しくも逃した打点王と、悔しさが残った全国の舞台でのリベンジへ。熱い思いを伺った。→続きを読む
◆寺尾拳聖(てらお・けんせい)
2004(平16)年4月23日生まれ。178センチ、85キロ。長野県・佐久長聖高出身。人間科学部3年。他大学のライバルからの刺激も受け、さらに進化する4番のバットに注目です!
【第10回】吉田瑞樹副将
取材 竹田朋矢、編集 西本和宏
扇の要としてチームとバッテリーを率いている吉田瑞樹副将(スポ4=埼玉・浦和学院)。昨季は初スタメンから一気にベストナインを受賞した。そんな吉田瑞副将が夏に取り組んだこと、ラストシーズンにかける思いについて伺った。→続きを読む
◆吉田瑞樹(よしだ・みずき)
2003(平15)年4月24日生まれ。178センチ、83キロ。埼玉・浦和学院高出身。スポーツ科学部4年。今年の都市対抗をチェックしていたという吉田瑞副将。早大OBのいるチームを中心に応援していたそうです!
【第11回】前田健伸副将
取材、編集 辻岡真波
中軸として打線を支える前田健伸副将(商4=大阪桐蔭)。昨季はなかなか状態の上がらない苦しいシーズンとなったが、夏季オープン戦では快音を重ね調子は上向いている。副将として臨む最後のリーグ戦に向け、どのような思いかを伺った。
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◆前田健伸(まえだ・けんしん)
2003(平15)年5月23日生まれ。177センチ、88キロ。大阪桐蔭高出身。商学部4年。連覇を継続している中ですが、プレッシャーはあまりないという前田健副将。神宮でも笑いながらプレーする姿が印象的です。
【第12回】小澤周平主将
取材、編集 西村侑也
リーグ戦3連覇を達成しながらも、日本一の座には届かなかった春が過ぎ、小澤周平主将(スポ4=群馬・健大高崎)は着実に新たなチームをつくり上げていた。学生野球ラストシーズンを前に、優勝にかける強い思いを伺った。
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◆小澤周平(おざわ・しゅうへい)
2003(平15)年7月26日生まれ。172センチ、74キロ。群馬・健大高崎高出身。スポーツ科学部4年。主将としてチームのことを考え、優勝だけを見据える姿が印象的な小澤選手。有終の美を飾るべく、日本一まで駆け上がります!
【第13回】小宮山悟監督
取材、編集 西本和宏宏
現在3連覇中の早大を率いる小宮山悟監督(平2教卒=千葉・芝浦工大柏)。リーグ戦を翌日に控えた中、指揮官の思いを伺った。
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◆小宮山悟(こみやま・さとる)
1965(昭40)年9月15日生まれ。千葉・芝浦工大柏高出身。1990(平成2)年教育学部卒業。現早大野球部監督。