
女子マラソン、7位でゴールする小林(共同通信)
リレー侍 井上、出走叶わずも「次は絶対的な力を付けて勝負」
9月13日~21日にかけて行われた東京2025世界陸上競技選手権大会で、早稲田大学法学部卒業の小林香菜選手が女子マラソン7位に入賞、男子110mハードルで野本周成選手(2019年スポーツ科学部卒)が準決勝へ進出しましたが惜しくも決勝進出を逃しました。
男子やり投げのディーン元気選手(2014年同学部卒)は予選敗退、男子4×100mリレーは日本が6位となりましたが、代表メンバーに選出されていた競走部主将・井上直紀選手(同学部4年)は出走が叶いませんでした。
競走部・井上主将コメント

本番に向けてリレーのバトン練習をする井上主将(左)と桐生祥秀選手(共同通信)
4年間、東京世界陸上を目指し、思いも大きかったため出走が叶わずとても悔しい気持ちでした。日本チームとしても不本意な結果となり、世界との差が明らかになりました。国内で抜きん出た力を獲得することが、日本代表として走ること、世界と対等に戦うことに直結すると感じました。
初の世界陸上代表で、他の選手と積極的にコミュニケーションを取り、様々なことを吸収できました。特にいつもは交流する機会がない種目の選手とも関わることができ、視野が広がって視座が高くなったと思います。
今回の世界陸上では力不足を痛感しましたので、次は絶対的な力を付けて世界の決勝で勝負したいと思います。
小林は嬉し泣き「大学時代から誰よりもこのコース走っている」

力走する小林選手(共同通信)
110mハードル 初の世界陸上 野本は惜しくも決勝進出逃す
男子110メートル障害予選で力走する野本選手(共同通信)
やり投げ ディーン元気は予選敗退
悔しい予選敗退となったディーン(共同通信)
東京2025世界陸上公式ホームページ
https://worldathletics.org/jp/competitions/world-athletics-championships/tokyo25