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体育各部を守る「夏の安全対策」、指導者に向けて『コーチサミット』を開催

体育各部の指導者に向けて「監督連絡会議・コーチサミット」を開催

競技スポーツセンターでは、2009年3月より体育各部の監督・指導者を一堂に会して「監督連絡会議・コーチサミット」を年2回(7月、2月)開催しています。

競技スポーツ、とりわけ「大学スポーツ」では、選手である学生は「高度な成績を追い求めるトップレベルの競技者」であると同時に、本業である「学業」も大切にし、卒業後は広く社会へ向けて活躍を期するという環境の中で活動を続けています。このような環境の下、選手と最も近い距離で、日々接する指導者も、様々な課題に向き合いながら、解決策を模索し続けています。

「監督連絡会議・コーチサミット」では、体育各部44部の監督・コーチなどの指導者を対象に、組織論、スポーツマネジメント、広報対応、メンタルケア・メンタルトレーニング、アンチ・ドーピングなど、その時節を捉えた諸課題をテーマに取り上げ、各部に共通する課題の確認や、情報共有を積極的に行っております。

 

「暑熱」「落雷」など夏の安全対策は半年前から準備

7月12日(土)、戸山キャンパスにて、第34回「監督連絡会議・コーチサミット」を開催し、体育各部の監督・コーチなど約70名が参加しました。

競技スポーツセンター・石井昌幸所長による開催あいさつに続き、岡田純一副所長から「安全管理」に関する総合的な説明がありました。とりわけ社会的にも大きな話題になっている「暑熱」や「落雷」などへの対策と早稲田大学として準備した備えについて、また緊急対応が必要になった際の具体的な対応方法について詳しくレクチャーがあり、参加者全員が熱心に耳を傾けていました。

早稲田大学では今夏に備え、製氷機の拡充、緊急用の氷やアイスバスの常設、早稲田大学スポーツ科学学術院アスリートサポートセンターとの連携など、半年以上の時間をかけて少しずつ準備を進めて参りました。

なお、競技スポーツセンターでは、体育各部に対して、大塚製薬株式会社が取り組まれている「熱中症対策アンバサダー講座」の積極的な受講を通じて、正しい知識の習得も呼びかけております。

 

部活動を通じて、学生をどう育み、チームワークをどう醸成するのか?

続いて、アチーブメント株式会社の高木謙治氏を講師にお迎えし「リーダーシップの育み方」をテーマに講演をしていただき、その後、討議・グループワークが行われました。

各部が工夫していることや課題に感じてることなど、部の垣根を乗り越えて話すことで、普段得ることのできない刺激を提供することが「コーチサミット」の大きな目的となります。「明日からでもすぐに活かせそうな組織運営上のヒントを得られた」「部員一人ひとりの実力や能力が異なる中、『目標』の設定を工夫することで、パフォーマンスを引き出し、チーム力の向上に繋げたい」などの参加者からの感想が印象的でした。

 

部活動を通じて学生は何を実現したいのか?指導者は何ができるのか?

早稲田大学は、体育各部に求められる「文武両道」の理念の下、スポーツ界のみならずグローバル社会を支える幅広い人材を育成するために、また早稲田大学がスポーツ活動を通じて「世界人類に貢献する大学」であるために、競技活動に対する学生への支援だけではなく、監督・コーチをはじめとした指導者に対する幅広いサポートが重要なものであると常々考えております。体育各部学生や指導者への支援を引き続き積極的に行って参ります。

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