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川淵三郎氏が来校、田中総長と懇談

6月12日、ア式蹴球部OBであり、本学スポーツ功労者でもある、日本サッカー協会(JFA)相談役・川淵三郎氏が来校され、田中愛治総長、ア式蹴球部 林 義規総監督、石井昌幸部長と共に懇談されました。

川淵氏は、ア式蹴球部OBを代表して、2024年に迎えた創部100周年のプロジェクトへの大学としての協力に対する謝辞を述べられた後、現在2部に甘んじているア式蹴球部について、「日頃から多大なご支援をいただいていながら、現状を大変申し訳なく思っている。ア式の歴史は日本サッカーの歴史とも言えるので、必ず強い早稲田を復活させたい」とのお言葉がありました。また、最近の早稲田大学の様々な取り組みについて、大変頼もしく感じていると感想を述べられました。

田中総長は、川淵氏がスポーツ界で3人目となる文化勲章を2023年に受章されたことについてお祝いの言葉をお伝えになると、川淵氏は「自分は(これまでにスポーツ界で受章された)古橋廣之進さん、長嶋茂雄さんのようなスター選手ではないが、『裏方』がこのような形で評価していただけたことを本当にありがたく思っている。これまで支えたくれた人たちのおかげだと思う」とお話になられました。

また、現在の大学スポーツを取り巻く環境についても活発な意見交換がなされました。

川淵氏からは「アメリカの大学スポーツのような、地域と一体となった盛り上がりを日本でも作り、大勢の観客が集まるような大学スポーツにしていく必要がある。アメリカとは様々な点で背景が違うが、日本に合った形のアイディアを出し、実行することで、それは可能なのではないか」とのご意見があり、田中総長は何度も頷きながら、自身のアメリカ留学時代に身をもって感じた大学スポーツの実情について語られました。

途中、長年、本学政治経済学部の教授であり、ア式蹴球部の監督も務められた、故堀江忠男先生の思い出話も出るなど、終始、会話が途切れることなく話も弾み、最後は「早稲田から日本の大学スポーツを変革していかなくてはならない」という固い握手を交わし、懇談は終了しました。

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